昨年10月1日時点で、タイの在留邦人数が前年比 3.4%増の72,754人になったことが、
外務省から発表されました。国別では米国、中国、豪州に次いで4位となりましたネ。
これは在タイ日本大使館に届け出をしている数ですから、何度も言われているように 実際は
10万人前後 滞在していると推測されます。そりぁ~ 日本料理店も2千軒も超えるはずです。
そんな中 来週9日に、バンコク市内トンロー通りソイ13の日本村内に、タイで
初の日本生鮮卸売市場となる「トンロー日本市場」がオープンすると聞きました。
オープンさせるのは、日本国内で航空・空港関連事業や生活に身近な商材やサービスの
提供など、多岐にわたる事業と免税店をも展開している株式会社ジャルックス(JALUX)。
ジャルックス社は元々 日本航空の子会社でしたが、現在は商社の双日が筆頭株主です。
同社が、タイに設立した合弁企業・ジェ バリュー社(J VALUE CO., LTD.)が運営します。
「日本のいいものを世界へ」というコンセプトのもと、新鮮かつ安全な日本産食材(鮮魚、野菜、
果物、牛肉など)を、現地のレストラン、ホテル、卸・小売の事業者に提供していくとのこと。
このような食材をプロを相手に取扱うのは難しいと思っていましたが、ジェ バリュー社は築地の鮮魚
仲卸・亀本商店と青果卸・長峰商店、名古屋の精肉店・杉本食肉産業との共同出資の合弁会社なんですネ。
各社とも、それぞれの専門領域において長年蓄積されたノウハウを有し、アジア諸国への
食品輸出の実績もある老舗企業だそうです。 安心しました、なぁ~んてネ(笑)。
モットーは、“「必要な時に」「必要な物を」「必要な数だけ」調達できる卸売市場を実現する”
とのことですが、JALグループ連携による「空輸」という強みもありますから迅速に動けるでしょう。
タイに日本人が増え続けている状況に加え、これも増え続けている近年のタイ人訪日観光客の
帰国後の、さらにクオリティの高い「日本食ニーズ」も凄い勢いです。ますます日本食需要が
高まっています。日本人は有事があれば帰国してしまいますし、日本人観光客もやって来ません。
日本人相手では限界があります。 ほとんどの商売がタイ人に支持されなくては成功しません。
また同時にタイの近年は、健康志向の高まりも目を見張るものがありますしネ。世界的に人気の
高い日本食は、健康に良いことも多くのタイ人に知られてきています。経済の発展と共に賃金の
上昇もあり、食の多様化が進む中で、日本食への需要は さらに伸びる傾向にあるでしょう。
タイで初の「日本生鮮卸売市場」は、タイミングが良いというより遅すぎるくらいかも知れません。
ホテル・レストラン・小売店などの業者向けの卸売りがメインですが、12時以降は一般客向けの
小売りも行なうと聞いています。 営業時間は8時~17時で火曜日が定休日ですって。
どんな市場になるんでしょう ・・・ 早速 ちょっと覗いてみたいですネ。
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