日本でも すっかり市民権を得たタイ料理。パクチ ブームもあって、さらにヘルシーで
ダイエットにも最適と、近年は ますます タイ料理の人気が高まっています。
タイの人は、癌になる発生率が低いという統計が出ているそうですが、タイ料理のダシに使われる
レモングラス・ナンキョウ・こぶみかんの葉っぱ等に効用があるからと 聞いたことがあります。

以前 米国CNNニュースで、タイは200種類以上を超える野菜を持つ “野菜大国” であり、タイ
料理は日本料理と同じようにヘルシー食材として注目すべき、と取り上げたことがあります。
そう言えば、野菜の市場へ行くと、食べたことのないモノまで 豊富な野菜が所狭しと
並んでいます。 屋台も多く出ており、食材の購入だけでなく、その場で “これぞタイ
料理! ”を安くタラフク食べることも出来ます。並べられた屋台の料理と食事方法を
見ていると、タイ人の野菜の摂取量にも驚かされますよネ。

<トミさんの娘さん、江上栄子さん>
さて世界の三大スープと言われるタイの “トムヤム・スープ” を例にとっても、そのヘルシーさが
窺えます。因みに 世界の三大スープとは日本の味噌汁、フランスのオニオン・スープで、これは
江上料理学校の創設者である故 江上トミさんが名付けたそうです。が、世界に通用しているのか、
どうか定かではありませんが、それだけ美味しく、栄養のあるスープということでしょう。
タイ料理の殆んどは、ハーブやスパイスをふんだんに使って、一つの料理が出来上がりますが、
皆さんもタイでも日本でも一度は食したことがあるかと思う “トムヤム・スープ” もそうですネ。

トムヤムに使用される健康野菜類は、こぶみかんの葉や皮、5種類くらいの唐辛子類、レモングラスと
呼ばれるレモンの香りのするイネ科のハーブ、グリーンピースのよう形の実、小さな赤いたまねぎ、
ナンキョウと呼ばれる白生姜、小さな白いウコン、細く小さな白ごぼう、きのこ、パクチー … 等々と
独特な野菜、ハーブ類と大量の唐辛子を使用しますので辛く、酸味が強いのも特徴的です。
これらに、“トムヤム” の後に、海老ー Goongクン、魚― Plaプラー、鶏肉― Kaiガイ、豚肉― Mooムー、
牛― Nuaヌア などが付きますが、好みのたんぱく質を入れれば、バランスの摂れたスープに出来あがります。

<今はトムヤム ラーメンまで>
またトムヤムに使われているこれらのスパイスは、料理のアクセントにもなり、脂肪燃焼や代謝促進の
効果があり、ダイエットにもってこいでしょう。タイ料理には欠かせません。 癌予防やダイエットに
良いと言われ、トムヤムは健康面と味覚からも、真の世界の三大王スープとなり得るでしょうか。
“トムヤム・スープ” は、私もタイ料理の中でベスト3に入る大好きな料理の一つですが、
塩分、糖分、高カロリー … … 等々、注意しなければならないこともあるかな。 明日に続きます。


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タイでは、死因のトップは癌です。
辛過ぎる香辛料は胃癌など誘発しているのでは?
ヘルシーなタイ料理もいいですが、タイで深刻な問題は少子高齢化です。
タイの人口は6,800万人ですが、将来は4,000万人に劇的に減少するそうです。
日本の人口が1億2,500万人から8,000万人に減少するより衝撃的な数字です。
アセアンの中で、インドネシアが2億5000万人、ベトナム、フィリピンがそれぞれ1億人と人口が増加中の中で、タイが人口面ではアセアンの小国になりそうです。
https://jpthai.com/ages.html