タイのプミポン国王の在位年数は世界一！

日本もタイも歴史的な王制国家であったことが、アジアで両国が独立国家を守って来れた共通点
でもあると思っていますので、ワタクシ、あらゆる面で両国の皇族・王族の比較をついしてしまいます。

日本では、土曜日・日曜日に皇族ご一家の番組が民放各局で30分ほど組まれています。
ワタクシ、以前はあまり気にしませんでしたが、タイにいると毎日のゴールデンタイムに王族関係の
ニュースが時間をかけて、当り前のように流れていますので、日本はどうだったか、と日本のテレビ
番組表を見てみましたら、特に日曜日の朝早くから午前中に組まれています。

日本の場合は、主に皇族ご一家のご健康をテーマにお元気なご様子を映し出されているようですが、
タイの王族関係のニュースは、タイ国家の為に何をなされた、こう言われた、と具体的なご活動を
国民に示しているような気がします。また　プミポン国王・シリキット王妃両陛下のご発言の国民に
与える影響と言ったら、半端ではありません。ですのでテレビで放映される内容もそうなるのでしょう。

最近では、仏教徒団体が仏教を国教とする規定を、憲法草案に盛り込むよう政府や憲法起草評議会に
圧力をかけたり、集会を開いたりしていましたが、去る8月12日のシリキット王妃陛下（75歳）のお誕生日
（タイ国の母の日）の祝福に集まった閣僚、政府高官らの前で、「国教化の必要は無いのでは」と仏教徒の
政治的な活動に懸念を表明された途端、仏教徒団体はこの要求を取り下げてしまいました。

タイでは、僧侶も首相も一般国民同様、プミポン国王・シリキット王妃両陛下のお言葉が絶対なのです。

処で、プミポン国王は今年の12月5日（父の日）で、ご生誕80年という記念すべき日になられますが、
世界の君主で在位期間世界一は、なんとプミポン国王（ラマ9世）なんですね。（昨年で60年の在位）

　第１位　在位60年　タイ国プミポン王80歳
　第２位　在位55年　英国女王エリザベス２世　81歳
　第３位　在位48年　キューバ、カストロ国家評議会議長　80歳
　第４位　在位27年　オランダ、ベアトリックス女王　69歳

いやぁ～　プミポン国王はタイのアジアの歴史に残る王様の一人ですが、影響力があられるだけに
もしものことがあった場合に、これからのタイはどうなってしまうのか、考えると夜も寝られません！　
タイ国民も、さぞ心配と不安で一杯でしょう。多いに心配です。


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