相変わらずタイ人の日本への旅行ブームは続いています。でもリピーターが多いですネ。
いくらLCC(格安航空券)が増えても、海外旅行できる人たちは中間所得の階層以上のタイ人
でしょう。行けない人も多く、どうしても年々 リピーターが増すばかりかも知れませんネ。
最近のリピーターは、有名な観光地・大都市、古都や歴史的な街の散策などは卒業して、日本文化を
体験できるスポットが人気を集めていると聞きます。地方のお城を訪れる、なんて旅行もあるとか。
「それを見つける」のが また楽しいそうで、SNSでの口コミ・テレビ番組・旅行サイト情報が源に
なっているようです。 いつか日本へ行こうと、思っている人も それらを見ていると聞きました。
そんな中、タイ文化省が「全国の必見文化施設10選(10大指定文化財)」の一つに、日本の神社
仏閣などを模した木造建築が建ち並ぶチェンマイのテーマパーク「ヒノキ(檜)ランド」が選ばれ、
<市内 北に120キロのチャイプラーカーン郡にオープン>
タイ文化と無関係だとして物議を醸しているようです。「日本を真似ただけの施設を入れるべき
ではない」との意見が相次ぎ、批判を浴び、地元やソーシャルメディアで波紋を呼んでいます。
確かにヒノキランド以外の9選は、タイ文化のテーマパーク「プーケットファンタシー」
(プーケット県)、タイ各地の遺跡、寺院などをミニチュアで再現したテーマパーク
「ムアンボーラーン」(サムットプラカン県)などタイの文化、歴史に関係があるテーマパーク、
植物園などが選ばれています。 何か違う意図や忖度が働いているようにも思えてしまいます。
<入場料は無料だそうです>
どうやらタイ文化省がチェンマイ県文化局と共に、選択したとことに問題があったような気がします。
趣旨は、文化省がその価値を高めるためにも文化的に優れた施設を選ぶようを同局に委託し 地方・国
レベルで芸術文化遺産を守り、国民に芸術文化の意識も高めるよう促進・支援するものでした。
憶測ですが、北部エリアで日本へ行かないような人たちに、日本に行かなくても日本について学べる
文化施設として、ヒノキランドを入れてしまったのかと思います。来訪でチェンマイ市も潤いますし。
ヒノキランドは実業家が12億5,000万バーツ(約44億円)を投入し、昨年10月に開業。東京ドーム3個分の
敷地に、伏見稲荷神社の千本鳥居や金閣寺、浅草寺雷門などのレプリカが建ち並んでいます。思惑はあたり
また、近年の日本ブームに乗り、着物の貸出しも人気を呼び、多くの来場者で賑わっているといいます。
“チェンマイには仏教寺院など外国人にも人気の見どころが多く、他にも相応しい名所は
いくらでもある。外国をテーマにした開業直後の施設を選ぶのは不可解” と批判の嵐です。
文化省の文化促進副局長は「日本に行かなくても日本の生活様式を学べる。雇用創出にも貢献している」
と反論。 選出に反対する市民グループはこれに納得せず、取り消しを求め、行政裁判所への提訴、
プラユット首相への直訴を検討しているといいます。 双方の気持ちも理解できますけどねぇ~
市民は文化促進局の選択基準を知りたがっており、文化省側は多くの批判を受け、再検討する
と表明しました。 日本文化に関わることですが、我々は見守るしかありません(苦笑)。
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