あなたのゴルフスタイルは、こんな思考タイプ！

　　
　「べき思考」、「どうせ思考」、「完璧思考」、「過度な一般化思考」 の四つの思考で、あなたは
どのタイプでしたか？　そのタイプ別の分析と改善方法です。　昨日からの続きです ・・・

　

　「べき思考」 タイプ　（１～５ の数の人）
“部下とはこうあるべき” など、“～であるべき” という考えを するタイプ。　自分の意見を 持って
いるとも言えるが、悪く言えば 自分の意見を 押し付けがち。　自信のある人に多く、自分にも他人にも

厳しい傾向がある。　ゴルフのプレー中は、自分にも厳しくストイックにプレーを するが、他人にも
同じことを 要求するので、少々厄介。　また “若い人はドライバーを 使うべき” “パー５ は２オンを
狙うべき“ など、他人のささいなプレーにイライラして、集中できなくなる人が多くいる。

　改善するには ・・・
このタイプに必要なことは 客観視すること。　プレー中 イライラした時は、歩きながら鼻歌を 歌ったり
するなど、違うことを 考えることが効果的。　それでもイライラしてしまう時には、深呼吸を ３ 回
繰り返そう。　副交感神経の働きが上がり、落ち着いた判断ができるようになるはず。

　

　「どうせ思考」 タイプ　（６～10 の数の人）
その名の通り、すぐに “どうせ自分なんて ・・・” と考えてしまうタイプ。　“自分は途中入社だから”
など、誰も気にしないようなことを コンプレックスと感じて、自分を 卑下しがち。　気遣いのできる
優しい人ではあるが、すぐに人と比較したり、何かにつけて自分の責任だと感じてしまう。　ゴルフでも

他人と比べてしまうところがあり、“この人はとても上手だから勝つのは無理だろう” “このバンカーに
入れたら、１回で出ないだろう” とネガティブに考えてしまう。 特に初めて回る人や初めてのコース
などでは、思うようなプレーができないことが多くなる傾向にある。

改善するには ・・・
まず 姿勢を 変えることがことが大事。　プレー中は 胸を 張って歩く、笑顔で過ごすなど、自分の
思考や考えとは反対の姿勢を 取るようにすると、自然と前向きな気持ちでゴルフができるようになる。

　　

　「完璧思考」 タイプ　（11～15 の数の人）
常に高い理想を 求めてしまうタイプ。　非常に優秀だが、一方で向上心も理想も高すぎるあまり、
自分を 追いつめてしまうことも少なくない。　「べき思考」 タイプと少し似ているが、「完璧思考」 の

人は、“もっと やらなければならない” といった、自分に対する焦りを 常に感じている。　完璧を
求めるので、プロゴルファーにはこの思考がとても多くいる。　またアマチュアの人も、上級者にこの

タイプが多くいる。　しかしプレー中、過度に真剣になってしまい、純粋にゴルフを 楽しめず、神経を
すり減らしてしまい精神的にも肉体的にも滅入ってしまう。

　改善するには ・・・
“本当の実力は、力を 抜いた状態で発揮される” ということを 認識することが大事。　頑張り過ぎて
体も頭も疲れすぎていないか、一度、自分を 見つめ直してみよう。　ゴルフでも常に、バーディや

パーで回らなければ意味がないと考えてしまうのではなく、ここはボギーでもいいと、いうような軽い
気持ちを 持ちながらプレーすることを 心がけよう。

　　

　「過度な一般化思考」 のタイプ （16～20 の数の人）
協調性を 持った日本人に多いタイプ。　例えば、挨拶を した時に、相手が少し素っ気ない態度を とると、
“自分は嫌われているかも” など、ありもしない事実を 作り上げて、落ち込んだり、怒ったりする。　

周囲の空気を 読んだり、人の気持ちを 感じ取る力に優れているが、それが過剰になってしまうことがある。　
ゴルフでもミスショットした時など “みんな今のプレーを 見て笑っているんだろうな” などと思ってしまい、
ストレスを ためがち。　少しのことで気分の浮き沈みがあるため、プレーにムラが出てしまう。

　改善するには ・・・
このタイプは思い込みで判断しているため、自分が 「過度な一般化思考」 であることに気づいていない
ケースが多いのが特徴。　そのため、少しでも心当たりのある人は、相手にどんどん質問するようにしよう。　

例えば、プレー中に笑われているなと感じたら、“何か面白いことしたっけ” などと直接聞いてみよう。　
そうすれば、実際は違うことで笑っていただけなど、あなたの考えが単なる思い込みにすぎなかったと
気づくはず。

　

　どうでした？　ワタシは 四つの改善方法 すべて、必要な気がしてきました （笑）。


来年２月に 日・タイ ゴルフフェスティバル が開催されます ・・・