タイで首都バンコク以外で、昔から日本人に馴染みのある都市と言えば、“戦場にかける
橋“ で有名なカンチャナブリ、そして ”山田長政“ で知られるアユタヤでしょうかネ。
そのタイ中部に位置する古都 アユタヤにある日本人町跡のリニューアルが終わっています。
アユタヤ ゴルフクラブなら定期的に訪れているのですが(苦笑)、アユタヤの街には何年も
行っていませんので、これを機会に日本から知り合いが来た時には、訪問したいと思っています。
日本とタイが修好130周年を迎えたことを記念する事業の一環として、昨年9月から日本人町跡の
リニューアルを行なっていたんですネ。21日にその完成式典が、シリントン王女、佐渡島志郎・
駐タイ大使、日本との交流機関「泰日協会」の関係者ら出席のもと行なわれています。
バーチャルリアリティー(VR)技術を活用した再現画像による「ストリートミュージアム」と
名付けられたVRのコンテンツでは、17世紀初頭に朱印船貿易などで栄えた往時の町の様子や
アユタヤ朝全盛期の日本人町の様子を360度のパノラマで表現された光景を、タブレットやスマート
フォンで見ることができると聞きます。タイでは初めての試みとか。これは覗いて見たくなりますよネ。
日本語、英語、タイ語の音声による解説があるので、タイ人と一緒に行っても楽しめるでしょう。
釈迦に説法でしょうが、タイの歴史はランナータイ王朝(チェンマイ)、スコータイ王朝、
アユタヤ王朝、トンブリー王朝、現在のチャクリー王朝と流れてきましたが、アユタヤ王朝は
歴代34人の王による統治が400年続く一大王朝でした。 この時に中国、インド、西欧の国々、
日本などと交易を行ない、当時では、東南アジアで有数の国際商業都市として栄えました。
バンコクから約70キロ離れたアユタヤは、14世紀半ばから18世紀半(1351年~1767年)
続いたアユタヤ朝の首都です。チャオプラヤー川沿いにあることなどから、交易が盛んで、
ポルトガル人やオランダ人など多くの外国人が訪れて居住区が造られました。日本も朱印船を
通じて交易し、日本人町には貿易に携わる商人ら日本人も最盛期には約2千人居たと聞きます。
その日本人町の頭領や王朝の雇い兵の隊長として活躍したのが山田長政ですネ。その活躍が
認められ、王朝からあらゆる面で重用され、官職として最高の官位も得たと言われています。
<1959年に長谷川一夫が山田長政を演じています>
ところで、タイには文化遺産として、“スコータイの歴史上の町” “古都アユタヤ”
“バーンチエン遺跡”。 自然遺産として、“トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区”
“ドンパヤーイェン・カオヤイ森林地帯”と、世界遺産が五つあることは知られています。
今回 日本人町跡がリニューアルされ、アユタヤにより多くの観光客が訪れるようになるのかな。
タイ政府観光庁の東京事務所も期待しているようです。 一度 訪れてみましょうか。
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