タイの「非常事態宣言 一カ月延長は、賛否両論 二つの意見に分かれているようです。
政府としては、外国人の入国制限の緩和を進めようとしている中、新型コロナウイルスの感染が
再び拡大した場合、直ちに厳しい措置を講じられるよう、延長する必要があるとしています。
“この非常事態宣言は集会を禁止するためには使用しない。感染を抑えるという意図だ” と述べ、
“延長はあくまでも感染防止の為だ” と力説しています。政府自ら、いやに強調していますよネ。
一方、このたび重なる延長は、“集会によって政府への批判を抑え込む為” というのが反対派意見。
最近も学生による政府への抗議集会が開かれるなど抗議活動が、バンコク都やチェンマイなど
地方都市で活発になっています。 反対派は同宣言で集会を禁止されることを懸念しています。
今回の延長で、不特定多数が集まる集会を即座に解散させることができ、フェイクニュースや
国民の不安を煽るような政府への批判記事、SNS投稿などを取り締ることができます。集会が
夜間になれば、道路を封鎖するなど必要に応じ 夜間外出禁止令の発令もしやすいでしょう。
18日から20日の若者の政権への不満を訴えた抗議活動では、一部の参加者は「プラユット首相は
辞めろ」と叫び、2,000人以上が参加し警官隊と押し合いにもなっています。これが断続的に続くと、
政治的緊張が高まる可能性があります。 この一件が一カ月の延長を決めた、とも言われています。
確かに非常事態宣言が解除されたら、反政府運動が再び大きく活気づく可能性があります。
大規模な反政府集会を開いたら、一部が暴徒化することもあり得ますからネ。これもコロナ
ウイルス同様、困ります。反政府派から見たら、政治家が閣僚ポストを求めて 寂しい政争に
明け暮れている光景を目の当たりにしています。尚更に、現政権の不満や不安も募ります。
昨日、茂木外務大臣とタイ政府との間で、企業の駐在員ら長期滞在者を対象に、PCR検査の
実施や入国後14日間の自宅待機などを条件に、相互に入国を認めることで合意しています。
< 茂木外相とドーン外相>
個人的にも、非常事態が延長されても、今は外国人の入国制限の緩和が大事だと思います。
この合意をきっかけに、入国を段階的に認められるようになることを期待したいですねぇ~
コロナ禍で失業者も増し、多くの人が経済的、精神的にも苦しみ、これだけ厳しい状況下に、
反政府活動によって暴徒化し、政府が反政府勢力を武力鎮圧する、なんて構図だけは避けて
ほしいもの。“民主化運動はコロナが終息してからにして!” というのが国民の声でしょう。
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失礼ですが、タイ国民の声は違うのではありませんか?
タイ国内では、過去60日間、新型コロナの感染者は出ていないようです。従って、水際対策だけ継続すれば良いだけで、国内でのコロナ騒動は終息と解釈して宜しいでしょう。
そうであれば、タイ国民は喫喫の課題である政治の民主化問題に移行すべきと考えているのではありませんか?
現在の軍事政権はコロナのドサクサに紛れて、学者出身の閣僚を首にして、軍事独裁政権の方向に進んでいます。
タイ国民はコロナが終われば軍事政権から民主政権への意向を待望しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e198bff4cfc43c1f413c1e9caceed5de491f25a7
現在、東南アジアでは由々しき事態が進行中です。タイの民主活動家が次々と抹殺される動きが進行しています。抹殺する実行部隊の裏には誰がいるのか?
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93702.php
タイ国民の間では、早急に、非民主的な現在の憲法を改正し、軍事政権から民主主義政権への意向が期待されています。タクシン派政党に次いで、第二党である「新未来党」のタナトーン党首の首相待望論が根強くなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=FjkdStK4n5g
タイの民主化なんて、タナトーン氏がやっても、誰がやっても同じ。それは今までのタイ政治が証明しているでしょう。軍事政権は望んでいなけど、民間政治による民間人の争いは、もうたくさんなんですよ。
一部の間違ったニュースを見て、ピックアップして、分かったように言うのは止めて下さい。
そんなに政治に口を出したいなら日本の国益に繋がるような事を、日本国内に向けて発信すべきですよ。