タイ在中 宮田聖子プロ ２ バンコク週報から …

　　　
　バンコク週報に 連載された、宮田聖子プロの人柄と 仕事ぶりを 紹介しています。　昨日からの続き …

　“妥協しない！

宮田プロのレッスンは、長所は そのままにして 悪い癖の課題を 一つだけ指摘、それを 徹底して
直していく。　コースでのラウンド レッスンの場合、いかに 遅延プレーはマナー違反であるかなど、

ソフト面のレッスンも忘れない。　そして プロ ゴルファーという職業を 通して、生徒たちに
「サラリーマンもプロ、給料を 貰っている以上 プライドを 持って、その道のプロに なってほしい」

　

と プロのあり方も説く。　宮田プロに 指導を 受けた生徒曰く 「ゴルフだけでなく生きる姿勢なども
レッスンできる」。　評判の秘訣は ここに あるのだろう。　自身にも厳しい。　トーナメント、スコアの

結果だけではなく、過程を 重視。　納得できるボールが打てるように なるまで妥協は しない。
完成度あるショットは人生でも同じ、絶えず 納得のいく ナイスショットを 狙う。

　日タイの架け橋！

宮田プロには、ゴルフ指導者と いう以外に もう一つの顔がある。　現在 日本でツアー参戦３年目の
タイ人女子プロ、オナリン・サタヤパンポット選手（28）は、昨年 惜しくも賞金ランキング56位で、

もう一歩の所で シード権獲得を 逃した。　この順位と ＱＴ27位と いう成績により、今年度の日本での
試合 ほぼすべてに 出場できるまでになった。 今では、テーラーメイド、ビアチャーンなど 大手

　
　　　＜オナリン・サタヤパンポット選手と宮田兄妹…＞

スポンサーが付いているが、「宮田スペース＆クラフト」 の宮田兄妹は、オナリン選手が日本ツアーに
参戦する前からスポンサーとして支えてきた。 ちなみに、日本ツアーに参戦するには、日本LPGA所属

５年以上のプロ選手２人からの推薦と 保証人２人が不可欠だが、それも宮田プロが引き受けている。
タイ人女子ジュニアが育っている昨今、日本でのプレーを 希望するタイ人女子が多くなっていると

聞くが、そのつてやコネがなく、行きたくても行けないプロの多いのが現状だ。 そのため、宮田プロは
そのような日タイの女子プロの架け橋に なることにも尽力している。 日本のシーズンオフには、

　　


日本女子プロ選手の面倒も 忘れていない。「宮田スペース＆クラフト」 が中心になり、常夏の国タイの
コースで、これからという若手女子プロの練習と 実戦の場を 提供するとともに、彼女らの相談相手

にもなっている。 毎日のレッスンに 加え、日タイの女子プロの架け橋と、毎日が忙しい。 宮田プロ
自身の練習は？との質問には、「それどころじゃぁ～ないわ」 と、彼女のショットのような豪快な笑いが

戻ってきた。 「急ぎの用事は忙しい人に頼め」と いう格言が蘇る。 今は、自身としてのプロ
ゴルファーよりも、指導者として 日タイ双方の若手女子プロたちの頼れるお姉さんに なっている。”


　ここまでで終了です。　ご愛読有難うございました。



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