先日、タイの合気道の道場である 練武館 へ行ってきました。
日本で合気道をやっている知人が来タイし、「是非 タイの合気道の見学と出来れば稽古もしてみたい」
と云う予てからの願望があり、BTSプラカノン駅から徒歩5分ほどの練武館を訪ねた次第です。
実は、同館の道場主で師範でもある深草(基弘)さん、昔の昔 バンコクへ来たばかりの頃、個人的に
お世話になった方の一人でした。深草さんご自身は、タイで合気道を広め続けて45年ですが、ワタシが
お世話になった時期は30数年前のことでしたねぇ~ ワタシの若かりし頃に深草さんからもタイの
イロハを色々と教わったもんです。懐かしく思い出されます・・・
しばらくご無沙汰していましたが、知人のお陰で久しぶりに色々とお話しも出来ました。(喜)
深草さん、なんて気軽に呼んでいますが、タイへ45年前に単身で乗り込み、合気道を広め続け 今では
“タイ合気道の父” 呼ばれるほど、沢山の弟子を育てています。タイというよりアジア全体の師範でもあり
タイ合気道協会の会長として世界を飛び廻っておられます。弟子達からすると大変な方なんですネ。
ましてや直接 お邪魔するなんて失礼なことを・・・ そうだ深草先生と呼ばせて戴きます。(笑)
タイに来た頃は、合気道だけでは喰えない、と現地採用の会社に勤めながらの普及活動でしたねぇ~
そんな苦労話もしながら笑って懐かしがっておられました・・・
現在の練武館には、BTSプラカノン駅が出来る直前に移転して来たそうで、(約11年前)200名以上の
人が、それぞれスケジュールに合わせて毎日 稽古にやって来ます。
その日もタイ人は勿論、タイ在中の欧米人はじめ総勢35名、様々の国の人達が稽古に励んでいました。
知人のKさんも稽古に参加し、深草先生にも直接 指導を受け感激していましたねぇ~
Kさん曰く、日本での稽古より実戦的とのことです、「タイ人はムエタイがあり、欧米人は大きな体格と
体力で、立ち向かう術を持っているので、日本での日本人同士の稽古とは全然違う」と感心していました。
小が大を倒す合気道の真髄を見たようだ、先生は何十年掛けてこの実戦稽古を身に着けたのだろう」と。
ワタシは合気道の稽古、実戦を観るのは初めてでしたが、大きなアメリカ人が催眠術にかかったように、
コロコロと倒れます、驚きましたねぇ~ ・・・ Kさんも汗だくの一時間でした。
開祖植芝盛平翁によって創始された武道、合気道は1931年前身の皇武館道場が設立されて以来、
今の「財団法人 合気会」では、積極的に海外普及に努め 現在95ヶ国に支部道場を開設し、
特にアメリカ・フランスなどの合気道人口が日本よりも多い、と聞きますから凄いですネ。
合気道の深草先生、相撲にはタイ相撲連盟の倉沢澄夫会長、剣道には「クルンテープ剣友会」の
志井稔会長、少年野球には青山功監督、と皆さん 日本の武道をスポーツを、タイ国で育んでおられます。
こういう方々の苦労を省みないご尽力には、頭が下がるばかりです。
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