昨日の34戦目である 「大王製紙エリエール レディスオープン」 で、女子プロが出場できる大会が
終了しましたネ。 日本国内女子の賞金王に決まっている韓国の全美貞プロから、佐伯三貴プロが
意地を 見せて逆転優勝しました。 今季2勝目、ツアー通算5勝目を 挙げています。
<佐伯三貴プロ、素晴らしい笑顔です…> GDOから
同大会は、これまで香川県の自前のゴルフ場で行なわれていましたが、例のスキャンダル事件もあって
開催コースを 復興を 願って福島県の 「五浦庭園カントリークラブ」 に 変更されています。
東北福祉大出身の佐伯三貴プロにとって、東北・福島はゆかりの地ですから、本当に良かったです!
今週の22日からスタートする 「チャンピオンシップ リコーカップ」 が、もう一試合残っていますが、
出場できるのは 今年の優勝者と、今年の賞金ランキング25位までの選手だけの出場となります。
ですので、実質 国内女子ツアーは最終戦となり、来年のシード権 51位までもが決定しました!
<サタヤパンポットとチュティチャイ選手の二人も…>
いやぁ~ 残念でした。 タイ人のオナリン・サタヤパンポット選手が59位 約12,00万円でシード権に
残れませんでした。 9月までは 50位以内に入ると思っていましたが、その後 良くなかったですねぇ~
ポラニ・チュティチャイ選手も、91位 (約451万円) で、シード権を 取れませんでした ・・・
来季のシード権資格は、上位50位までが対象ですが 19位の不動裕理プロが永久シード選手ですから
51位の野村敏京までがシード権を 獲得していますネ。 もう少しだったのになぁ~ 悔しいですネ。
初シード権を 獲得したのは、成田美寿々(26位)、酒井美紀(36位)、カン・ヨウジン(40位)、福田
裕子(42位)、菊地絵理香(43位)、斉藤愛璃(44位)、穴井詩(45位)、野村敏京(51位)の8選手です。
<斎藤愛璃プロは初戦の一勝でシード権を …>
逆に シード権を 失ったのは、ニッキー・キャンベル(54位)、イエ・リーイン(58位)、青山加織(61位)、
大山志保(63位)、大谷奈千代(66位)、イ・ジウ(71位)、上田桃子(80位)、イム・ウナ(84位)、
福嶋晃子(96位)の9選手でした。 福嶋晃子・上田桃子・大山志保プロの歴代賞金女王3名がシードを
失っています。 日本では主催者推薦で8試合までの出場が可能のようですが、寂しいですよねぇ~
なお 復帰組は、永井奈都・一ノ瀬優希・原江里菜プロの3人でした ・・・
体調も前半は特に悪かった上田桃子プロ、優勝すればシード獲得の可能性もあったため、現時点で
来年以降のスケジュールは考えていなかったそうですが、これを 機会に米国で専念するようです。
<来年は上田桃子プロも米国に移住するんです、って…>
興味深いのは、来年の賞金シード51選手の平均年齢は26.7歳となって、昨年の27.0歳から0.3歳の
若返りとなったそうです。 この若返り傾向は、32.5歳だった2003年以降10年連続で続いているとか。
一勝している竹末裕美プロが、まだ30歳なのに 体力の限界を 感じて引退することを表明しています。
それと 赤堀奈々プロ (35歳) も、引退しました。
ゴルフは いつまでも出来ると言いますが、プロの試合となると そうも いきません …
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タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
見える範囲では実に良さそうな仕事に見えます。
実際は静のスポーツでありながら体力の限界を30代で迎えるのですね。
素晴らしいショットの影で、過酷な練習と精神力。
優勝できる選手もシード権なくす事になり
人事ながらため息の出る仕組みですね。
ダフッて、ヒエ~~~って言うくらいのへぼゴルフが
1番楽しそうです。
来年のドラマを今から楽しみにしてます。
30歳以上のプロ ゴルファーは、いくらでもいますもの。
それほど厳しい世界なんでしょう、ここ3年間で86万円しか稼げない女子プロが、
ゴルフ場のロッカーから、同じプロ ゴルファーのカードを窃盗して逮捕されています。
生活苦による犯行のようです。切ない痛ましい事件が起きました。
承知の上でのプロだから同情はしませんが
挫折を乗り越えてほしいものです。
まさに、山あり谷あり、ラフありバンカーありですな。