北緯30度~50度という緯度以外でも、ワインが造られるようになったのは、地球の温暖化の為だけ
でなく 灌漑設備や冷却技術の進歩や、メーカー努力の賜物のようですヨ … 昨日からの続きです。
今や、新しい緯度からのワインが、世界中で醸造される中、タイは とりわけ 質の
高いワインが造られているようですヨ。 タイのワイン、決してバカにはできません ・・・
<北部160キロにあるカオヤイ ワイナリーの葡萄園…>
タイのワイン造り、実は 約30年前にプミポン国王の主導で始まったことは、余り知られていません。
そして 1990年代に、欧州の技術を もとに本格化し、現在では10社前後の大手ワイナリーがあります。
2003年のAPECバンコク首脳会合の晩餐会で、知られるようになったタイ産ワインは、カオヤイ・
ワイナリーのワインでした。 カオヤイはバンコクから、北に約160キロの世界自然遺産に指定されて
いるカオヤイ国立公園の麓に位置し、海抜300メートルの高地にあり、葡萄栽培に適した場所とか …
1992年に創立された同社は、同年フランス、イタリア、オーストラリア、スペインから約50品種の
ブドウ苗を 輸入し、1995年に赤ワイン用ブドウ品種であるシラーズが栽培可能と分かると 順次
シラーズを 栽培拡大し、1998年に 本格的にワイン生産を 開始したと言われています。
<ピービー・カオヤイ・リザーブ…>
APECで認定されたピービー・カオヤイ・リザーブは、2006年、2007年にオーストラリアのウィーンで
開催された国際ワインコンテストで2年連続銀賞を 受賞、ここから輸出が伸びていったようですネ。
タイでは多くのワイナリーが年2回収穫していますが、同社やタイのワイン醸造最大手サイアム
ワイナリーは、収穫の時期を 乾季の終わりの1回に限定して品質を 高く保っている、と聞きます。
同社は ホアヒンで、パイナップルを 作っていた土地に、水はけを 良くするためのパイプを 埋め込み
ブドウ畑に変えて、白ワイン用のコロンバード種、赤ワイン用のシラー種などが栽培されています。
<南西200キロにあるサイアム ワイナリーの葡萄畑…>
10月下旬でも昼間の気温は30度あり、雨期は毎日スコールがくるし、湿気を 嫌うワイン用ブドウの
栽培は難しいと、言われ続けましたが、ワインを 造りたいという情熱が、全てを 可能にしたようです。
1986年からブドウの清涼飲料水を 売り出し、1999年から本格的にワインに取り組み、
メルローやシャルドネなど欧州の主なブドウを 試すも、夏の日照時間が足りずに 上手くいかず、
行き着いたのが前述の二種です。
<モンスーンバレーの白…>
同社自慢のワイン 「モンスーンバレー」 は、約3分の2を 国内に出荷し、残りを 英国など欧州や
日本に輸出しており、香りや味の強い料理に負けないワインで、タイ料理店でも人気者です。
コロンバード種の白ワインは2008年、ワインの評価方法である 「パーカーポイント」 で87点を 取り、
欧米のワインに肩を 並べていると評判です。 今やタイ産ワインって、凄いんですネ。
日本の皆さんも、来タイされたら 是非 タイのワインを お試しあれ!!
でなく 灌漑設備や冷却技術の進歩や、メーカー努力の賜物のようですヨ … 昨日からの続きです。
今や、新しい緯度からのワインが、世界中で醸造される中、タイは とりわけ 質の
高いワインが造られているようですヨ。 タイのワイン、決してバカにはできません ・・・
<北部160キロにあるカオヤイ ワイナリーの葡萄園…>
タイのワイン造り、実は 約30年前にプミポン国王の主導で始まったことは、余り知られていません。
そして 1990年代に、欧州の技術を もとに本格化し、現在では10社前後の大手ワイナリーがあります。
2003年のAPECバンコク首脳会合の晩餐会で、知られるようになったタイ産ワインは、カオヤイ・
ワイナリーのワインでした。 カオヤイはバンコクから、北に約160キロの世界自然遺産に指定されて
いるカオヤイ国立公園の麓に位置し、海抜300メートルの高地にあり、葡萄栽培に適した場所とか …
1992年に創立された同社は、同年フランス、イタリア、オーストラリア、スペインから約50品種の
ブドウ苗を 輸入し、1995年に赤ワイン用ブドウ品種であるシラーズが栽培可能と分かると 順次
シラーズを 栽培拡大し、1998年に 本格的にワイン生産を 開始したと言われています。
<ピービー・カオヤイ・リザーブ…>
APECで認定されたピービー・カオヤイ・リザーブは、2006年、2007年にオーストラリアのウィーンで
開催された国際ワインコンテストで2年連続銀賞を 受賞、ここから輸出が伸びていったようですネ。
タイでは多くのワイナリーが年2回収穫していますが、同社やタイのワイン醸造最大手サイアム
ワイナリーは、収穫の時期を 乾季の終わりの1回に限定して品質を 高く保っている、と聞きます。
同社は ホアヒンで、パイナップルを 作っていた土地に、水はけを 良くするためのパイプを 埋め込み
ブドウ畑に変えて、白ワイン用のコロンバード種、赤ワイン用のシラー種などが栽培されています。
<南西200キロにあるサイアム ワイナリーの葡萄畑…>
10月下旬でも昼間の気温は30度あり、雨期は毎日スコールがくるし、湿気を 嫌うワイン用ブドウの
栽培は難しいと、言われ続けましたが、ワインを 造りたいという情熱が、全てを 可能にしたようです。
1986年からブドウの清涼飲料水を 売り出し、1999年から本格的にワインに取り組み、
メルローやシャルドネなど欧州の主なブドウを 試すも、夏の日照時間が足りずに 上手くいかず、
行き着いたのが前述の二種です。
<モンスーンバレーの白…>
同社自慢のワイン 「モンスーンバレー」 は、約3分の2を 国内に出荷し、残りを 英国など欧州や
日本に輸出しており、香りや味の強い料理に負けないワインで、タイ料理店でも人気者です。
コロンバード種の白ワインは2008年、ワインの評価方法である 「パーカーポイント」 で87点を 取り、
欧米のワインに肩を 並べていると評判です。 今やタイ産ワインって、凄いんですネ。
日本の皆さんも、来タイされたら 是非 タイのワインを お試しあれ!!
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