タイは ここ何年か前から、ワインブームです。 バンコク市内で 本当に ワイン専門店を よく
見かけるようになりましたよネ。 レストランやバーでワイン販売店を 併設しているお店も多いかな …
それを 象徴するように、13年に東京で国際 ソムリエ協会主催の 「第14 回世界最優秀 ソムリエ
コンクール」 に、12年 タイのベスト・ソムリエ に選ばれた、チャロン氏 (アナンタラ ・プーケット ・
ヴィラに 勤務) がタイ人として初めて参加しています ・・・ (女性6名を 含む53名が参加)
<第14 回世界最優秀 ソムリエコンクール…>
こんな契機があって、レストランで客の要望に応えてワインを 選ぶ手助けをするソムリエに、タイ人の
なり手が増えていると聞きます。 ソムリエの語源はフランス語の女性 (Sommeliere ソムリエール)
と、いうことらしいですが、タイのレストランで見かけるソムリエも女性が多いような気もしますネ。
ちなみに フランスでは、ソムリエは国家資格だそうですヨ ・・・
バンコク市内の繁華街にあるレストランを 散策していると、よく 目にするのがワイン コネクションの
お店ですネ。 ワインも料理もリーズナブルですから 結構 流行るのは、理解できますねぇ~
<ワイン コネクションのマーク…>
葡萄屋さんの資料によりますと、タイの本格的なワイン作りは、1990年代に入ってからで 歴史は
それほど長くないようです。注目を 浴びるきっかけは、2003年のAPECバンコク首脳会合の晩餐会で、
タイ産ワインが提供され、スパイシーな料理にマッチする美味しさが話題になり、ここかららしいですヨ。
これを機に欧州や日本など先進諸国向けの輸出が、2004年に2,238万バーツ (約7,610万円) となって、
前年比88.2%増と急成長した結果、国外輸出と海外の評価が急速に高まってきたと言われています。
<これはタイ産ワインではありませんが…>
タイのワインと言えば、ホアヒン産やカオヤイ産が有名ですが、1990年代当初「熱帯地方で
ワインを 作るなんて、クレージーだ」 とアチコチから呆れられたと言いますからねぇ~ (笑)
ワイン作りをするのは、北緯30度~50度という定説がある中で、タイのワイナリーは緯度15度前後に
位置するようです。 ですが、タイのワインは、この限界ラインを 超えるワイン = New Latitude Wine
(新しい緯度からのワイン) として注目を され始めていると聞いています ・・・
<ホアヒンにあるサイアム ワイナリー、タイらしいなぁ~>
今では この新しい緯度からのワイン、タイだけではなく オランダ・デンマーク・ポーランド
などの北緯50度を 超す地域でのワイン作りが、盛んに行なわれているようです。
もう少し タイのワイン話、明日に続きます ・・・
バンコク滞在中一度はシーロム店を利用しています。二人で一本飲んで、前菜、ステーキ、スパゲッティ、デザートを楽しんで、2000バーツまでは行きませんから、お得感満載です。スパゲティのゆで具合や、肉の焼き加減も十分満足できますネ。
周りのお客さんを見ていると、タイ人にも随分とワインが受け入れられてきたなあと感じます。
蛇足ですが、ワインコネクションにはタイワインは置いていないのでご注意下さい。
今度 ご一緒いたしましょう。