朴・ジュンウォン選手が初優勝を飾った 「ISPSハンダ グローバルカップ」 、日本人選手で ただ
一人トップ10 に食い込んだのは、44歳のベテラン平塚哲二プロでした。 昨日からの続きです。
この日のスタート直前に前週発症した背中痛が再発、ぎっくり腰も抱え 痛み止めを服用しての
戦い、ティショットは荒れ気味でしたが、 「アプローチでしのいだ」 というようにショートアイアンと
<ゴルフ界の鉄人が戻ってきました>
アプローチが良かったようです。 粘り強くバーディを重ね 「日本人の意地というより自分の
ことで精いっぱいで、何とか耐えた」 とコメントしていました。 さすがゴルフ界の鉄人です。
平塚哲二プロは2000年に初シード権を獲得し、通算6 勝を挙げています。 09年からは日本だけでなく
アジア、欧州など活躍の場を広げ、日本で試合がない時も海外を転戦、鉄人と称されていました。
が 実は、体の痛みとの付き合いは長く、中でも3年前から違和感があった左ヒジの痛みは、一昨年の開幕
辺りから酷いものになっていたそうです。 手術を決断し 結果的に約1年間、完全にツアーを離脱していました。
<タイで よく一緒する久保谷・矢野・片岡プロたちと>
原因解明から手術、リハビリの日々を経てようやく戻ってきたツアー初戦が、昨年9月の
「ANAオープン」 でしたネ。 特別保障制度 (公傷) で復帰しましたが、昨年は規定による
シード復帰の条件を満たせず、今季はキャリアで1度だけ使用できる 『生涯獲得賞金ランキング
25位以内』 の資格で、レギュラーツアーに参戦しています。 ここ数年は茨の道でしたでしょう。
<ANAオープンで元気に復帰!>
もう少しプロフィールをひも解いていくと、アマチュア時代は 「関西ジュニア」 以外には、
目立ったタイトルはありませんでした。 プロ入り後もツアー出場権すらつかめない年が
続きましたが、2000年に初シードを獲得してから着実に力をつけてきたと言われています。
03年の 「日本シリーズ」 で初優勝して、獲得賞金は1億円を超え、賞金ランクは2位になりました。
国内のみの賞金なら1位だった、とメディアに称されもしました。 その後も勝ち星を重ね、通算6勝です。
09年からはアジアンツアーでもプレーし、10年には同ツアーで3勝を挙げて賞金ランク3位に入り、
我々 タイに住む日本人ゴルフファンを喜ばせました。 4月の 「ミャンマー オープン」、6月にタイの
<ブラックマウンティン マスターズで3度目の優勝>
サムイ島で開催された 「クイ~ズ カップ」 に続き、ホアヒンのブラック マウンティン GCで
開催されたアジアンツアー最終戦 「ブラック マウンティン マスターズ」 と、3度の優勝です。
11年も日本ツアーとの共催競技 「パナソニックオープン」 で優勝、賞金ランクも2位に入りました。
また 優勝しなくても、絶えず 上位に食い込んでいましたから、タイでは宮里藍プロ同様、最も海外で
強い日本人プロゴルファーとして、平塚哲二プロの実力と知名度は、随分と知られていました。
<タイに住む日本人ゴルフファンも応援しています>
12年からは優勝がなく、14年は左ヒジ痛が悪化して秋以降はプレーできず、現在までは上述した通りです。
ですので、今年は絶対にシード権はゲットしたいところです。 今回の5位タイは、14年の 「日本ゴルフツアー
選手権」 以来のトップ10入りでした。 獲得した賞金金額は約363万円で、トータル約658万円になりました。
残りの試合で 是非 あと1千万円獲得できれば、シード権が見えてきます。 頑張ってほしいですねぇ~
私と同じ想いで応援しているタイの日本人ゴルフファンも多いことでしょうネ ・・・
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