女子ツアーの下部、ステップアップ ツアー第4戦「静ヒルズレディース 森ビルカップ」の2日目が
終了。現在、ステップアップ2連勝でタイのヌック・スカパン選手(21)が、首位をキープしています。
この緊張感が続く中、よくも まぁ~ この成績を維持できるものと感心します。そう言えば、
近年の若手女子のタイ人プロは、プレー中 笑顔でプレーしている選手が多いですネ。レギュラー
ツアーで頑張っているS.ランクン選手(19)もそうです。明るくプレーしている感じです。
タイ人選手だけではありません。なんとメジャー戦「ワールドレディスチャンピオンシップ」で
ツアー初優勝を飾った渋野日向子プロも、笑顔でラウンドしている場面を よく見かけ楽しそう。
渋野プロ自身、勝因について「笑顔です」と、語っていました。なんでも元々、喜怒哀楽が
激しいタイプだったようですが、プロ入り後「感情を出すとスコアを崩すことが多い」と
いう経験を経て、笑顔でプレーすることを 心がけるようになったといいます。
ここ一番の大事な場面では、誰もが緊張を余儀なくされるもの。こんな時、自分をリセットして笑顔を
作ると、副交感神経の働きが高まって緊張感が和らぎ、パフォーマンスが高まるといわれています。
ゴルファーである皆さんは、プレー中に緊張した場面で、緊張をほぐすために何かしていますか?
両サイドが池やOBに囲まれた時や池越えの時、トラブル後のショット、バーディパット、コンペで
朝イチのティショット … … 等々。こんな時はあえて、緊張をほぐすために笑顔を作りましょう。
東京国際大学スポーツ科学科の報告では「自律神経は『交感神経』と『副交感神経』で構成
されており、このバランスが重要」だとしています。人間がリラックスしている時は、副交感
神経が勝っている状態で、逆に緊張している時は 交感神経が活発に なっているといいます。
これが高すぎることで、過度な緊張に 結びついてしまう。笑顔により笑いの効果を導くことで、
副交感神経の働きが活発になり、過度な緊張を ”解きほどす“ と考えられているそうです。
プロの試合を観戦していて、プレーの凄さを見たいのは勿論ですが、その表情や動作についても
注目してしまいます。試合中、よくプレーヤー同士やキャディさんと会話を交わしていることも
あります。が、逆に全く話をせずに自分の世界に入る選手もいます。緊張感漂う真剣勝負の
厳しい表情に引きつけられれば、ひきつけられるほど、その合間の笑顔は魅力的に映りますよネ。
ましてや、選手自身にとっても、ファンにとっても、清々しく感じるのが明るい笑顔でしょう。
最近、プロ ゴルファーの中でも、よく笑顔でプレーしている選手が多いのは、専門家のメンタル
アドバイスを聞いていたり、笑顔の効用を知っている選手が多いんでしょうねぇ~ きっと。
ヌック・スカパン、S.ランクン選手の笑顔は、アドバイスを聞いてのことなのか?
“微笑みの国” から来ている自然体なのか? 今度 聞いてみましょうかネ(笑)。
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