近年、歴史と伝統ある高校ゴルフ部の廃部が目立ってきているのは、ゴルフ
人口の減少も大きな要因のひとつでしょうネ。 昨日からの続きです ・・・
「ゴルフの2015年 問題」 を 久しく言われてきましたが、ついに2015年に突入しました。
ゴルフを する団塊の世代が高齢化し、ゴルフから引退する人が多くなります。 若い世代は
ゴルフを する者が、非常に少なくなっている。 よってゴルフ場を 含めたゴルフ業界が縮小
傾向になってきています。 これはゴルフ関係者やゴルフファンにとって由々しき事態です。
一般社会において定年退職者が出れば、後任者が後を 引き継ぎますが、そもそもゴルフに
触れたことがある教員が少なくなっています。 昨日 書いた水城高校や京都学園などのゴルフの
名門校でさえ、後継者不足ですから 普通の高校では尚のこと、ゴルフ監督が見つかりません。
毎日校内や近隣の練習場・ゴルフ場で指導が行なわれるゴルフの指導者は、他の部活と違って
特殊の部類に入るでしょうネ。 教員としての業務と練習・試合に対する指導、引率の両立が
非常に難しいと言います。 教員には情熱と体力、そして 家庭を 犠牲にする覚悟が求められます。
名門校であれば、ある程度の実績と多少の名声も必要かも知れませんしねぇ~
それに、ゴルフは個人の競技であるため、上級者と初心者では目標も違えば、練習方法や目指す
スイングも違ってきます。 それを 部としてまとめるのは、相当な手腕も必要でしょう。
またジュニアの時からゴルフを やってきた高校生は、小学生から特定のプロに指導を 受けて
いるので、校内での指導は不要という父兄もいるそうです。 高校のゴルフ部に在籍するのは
試合に出るためのパスポートを 得るためだと言うのです。 これも ちょっと おかしいですねぇ~
日体荏原高校のゴルフ部のように、OB・OGが動き出すのはいいですネ。 OB達の中から
「よし、俺がやってやろう」 というOBが出てくる可能性は大きいですからネ。
経済的な問題はありますが、技術的や専門的な指導者は OBや外部から監督として
呼んで、ゴルフ未経験の教員には部長になってもらい、メンタルやトレーニングなどの
サポートをするという形で指導する、というのは不可能でしょうかネ。
教育の一環として行なわれているゴルフ部活動を、長く継続・存続されていくよう、2015年問題に
加える必要があります。 日体荏原高校ゴルフ部のOBである丸山茂樹プロらは、これらを
危惧して立ち上がったのかも知れません。 彼のように、日大ゴルフ部で一時代を 築いた選手は、
大学のOB会に 目を 向けても、高校のOB会には、余り 力を 入れないのが普通と聞きます。
余程のことを 感じているのでしょうかネ。
今後、日体荏原高校ゴルフ部がどうなっていくか 興味津々です ・・・
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