タイでゴルフ友達になりましょ。

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LGBTの人たち、ようやく勝ち取りました!

2020年07月12日 | タイの名所、名物、料理
 先週8日、プラユニット政権は「市民パートナーシップ法案」を承認したと発表しました。
今後、国会で審議されることになりますが、おそらく議決され通過されることでしょう。

タイ国には、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字をとったLGBTの
人たちが約700万人いるとされています。その人たちの努力が実りましたネ。毎年、バンコクにて

 

LGBTの人たちが数百人前後で、結婚ではなく『ライフ・パートナーシップ』という表現で、
定期的に「異性婚と同様の権利を求めた」デモ行進などを行なっていましたからねぇ~

実は、同性婚を認める法案は2013年に一度、具体的に提案されていましたが、翌年のクーデターで
廃案となってしまいました。それが今、認められようとしているのですから、さぞかし嬉しいでしょう。

 

承認されればタイ国は、台湾に続きアジアで二番目に同性カップルの権利を認める国に。
ちなみに日本では、50近くの自治体で「同性パートナーシップ制度」を認めていますネ。

約700万人のLGBTの人たちの数は、決して少数派ではありません。各党は選挙の時など、LGBTの
人たちを どう取り込むか、対策に頭をひねってきました。現政権も それを意識しているはずです。

 

ただ誤解しやすいのは、同法案は「同性婚」を認めるものではなく、あくまで「同性カップルの
権利」を認めることが主旨の法案です。よって、各メディは「同性カップル」「事実上の同性婚」
といった表現をしていますよネ。 それでは、どのような権利が認められるのでしょうか ・・・

同性カップルに結婚とほぼ同等の権利を認める「市民パートナーシップ法案」は、17歳以上で
あれば、結婚に準じる「パートナー」として登録できるとされているほか、養子を迎える権利、

 

パートナーが亡くなった場合、その資産・財産を相続する権利など、男女の結婚に準じる権利が
認められることになります。17歳未満の場合は、裁判所の認定を受けた保護者の同意が必要です。
また、カップル双方、ないし一人がタイ国籍を持つタイ国民であることも必要とされています。

特に養子と遺産相続は、LGBTの人たちが長い間 求めてきた権利ですから、結婚とは違いますが、
彼らにとっては大きな前進と言えるでしょうネ。 この話、もう少し続きますが明日に ・・・・  


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1 コメント

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民主活動家の失踪相次ぐタイ (タマサート)
2020-07-12 15:53:28
個人的にはLGBTにはほとんど関心がないので、どうでもいいんですが・・・現在のタイ国の重大な問題は、軍事政権を批判する民主活動家が、過去2年間で9人も失踪し、一部は死体で発見されていることです。
タイ国では、従来は不敬罪という世界でも珍しい犯罪がありましたが、国王が交代し、現在はやや緩やかな運用になっています。
しかし、その裏で、従来のタイ国では聞いたことがなかった民主活動家の失踪事件が多発しています。
中国の共産党独裁政権や、南米などの軍事独裁政権下で起こるような民主派への弾圧がタイ国で起こっているとは・・・タイは非民主的な暗黒時代に入っていくんでしょうか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/af3fbf7fa52b9f24493ee651acd6f49f7e310637
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