タイでの長期滞在者の「90日レポート」は必要？

　
　昨日、一時帰国しました。暖かくなろう日を選んだのに、昨日今朝と雨模様、
寒くて参っています。　今回の帰国では、出国の際 ちょっと慌ててしまいました。

我々のように長期滞在するには、タイでもビザ（査証）が必要です。タイで暮らす中で最も大切な
ものの一つと言えるでしょう。仕事をするならビジネスビザ（ノンイミグラントＢビザ）、留学生なら

教育ビザ（ノンイミグラントEDビザ）、長期滞在者ならロングステイビザ（ノンイミグラントＯビザ）、
長期に観光滞在している人は観光ビザ（ツーリストビザ）などがあります。私はロングステイビザです。

　

しかし、リエントリー パーミット（再入国許可）を取得せずに出国してしまうと、ビザの
期限があっても、持っているビザは無効となってしまい、勿体ないことになってしまいます。

リエントリー パーミットにはシングルとマルチプルがあり、シングルはビザの期間内に１回のみ、
マルチプルなら２回以上何度でもＯＫです。私らのように行き来する者はマルチプルを取得します。

　

そして、長期ビザを所持して滞在している外国人には必須の「90日レポート」があります。
このレポートは、長期ビザを所持する在タイ外国人が、入国管理局（イミグレーション）で、

90日毎に 現住所の確認の申請をすることです。タイ滞在90日前に出国すれば、90日レポートの
申請は不要です。毎月のようにタイから出国している人であれば、90日レポートは不必要です。

イミグレーションで90日レポートを終えると、下記の用紙を渡されます。ここには次回の90日
レポートの日がスタンプで押してあります。申請を忘れたら、罰金 2,000バーツが科されます。

　
　＜４月22日と明記されています＞

ただ、90日レポートを義務付けてはいますが、出国の際に出入国管理官によって提出を
求める係官と、求めない係官がいます。それで、必要ないと思ってしまう人もいます。
私もそんな体験をしています。ですから、３カ月が過ぎそうでしたら取得しています。

今回のタイ滞在でも取得しておきました。が、タイでの用事が終わらず４日間をオーバーして
しまっていることに、空港で気づきました。“提出を求めない係官に出会いたい” と恐る恐る係官の
前に立ちました。こんな時ほど求められるものです。タイでの行ないは模範生なんですけどねぇ～

　

そして 提出すると、何も言われず すんなりと問題なく通過できました。　“アレッ
気づかなかったのかな” と、ホッとして立ち去りました。あとで調べたらレポートの

提出期限は、入国から90日目の、前15日から後７日まででした。私は４日後でしたので
問題ありませんでした。　この期限を過ぎてしまうと、罰金2000バーツが科されます。

きっと、３カ月の滞在を何度かしていても、出国の際一度も90日レポートを求められたことがない
人もいると思いますが、取得しておくべきですネ。　ちょっとヒヤヒヤした出国でした（苦笑）。　　



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