日本の常識、それはタイでは非常識に、或いは タイの常識、それは日本では非常識に、と色々です。
シリーズで そんな “常識・非常識のしきたり” を 検証しています。 今日はその6 です。
不敬罪のように 本当に逮捕される “しきたり” もあれば、笑って済まされる “しきたり” も有ります。
タイの慣習を 知っているだけでも、余裕も生まれるでしょう。 余り ギスギス 考えずに 読んで下さい。

<室内の冷房を 冷し過ぎる!>
又聞きですが、立川志の輔は 定期的に全日空のバンコク寄席に出演するため来タイします。 高座で
落語に入る前、その時々の出来事を 30秒で落ちを つけて語るようですが、一度 こんな話を したそうです。
「いやぁ~ 聞いていたようにホント、バンコクは暑いけれど、ホテルは寒いほど冷房が効いている。
で、一歩外に出ると途端に暑くて、ちょっと 通りの向かいのコンビニに入ると、冷えていて、そこを
出るとまた暑くて、ホテルに戻ると これまたキンキンに冷えていて …… 私、やっとわかりました。
冷蔵庫の中の麦茶の気持ちが … … 」 これは 室内の冷房と外の温度差を 皮肉った一言でした。

まぁ~ それほど、タイは オフィスでもホテル、電車内でも キンキンに冷房を 効かせています。
一昔のタイでは、エアコンは贅沢品の一つになっていたこともあって、物品税も高く付加され、エアコン
その物が高かったんですネ! 今ほど 家にエアコンがない時代、しっかり冷房を 効かすのが最高の
サービスという価値観があったと。 今でも エアコンを ガンガン効かすのが、「サービスの良さ」 と
思っていると、タイの人から聞いたことがあります。 それにしても 効かせ過ぎですよねぇ~

ワタシなど 寒さに弱いですから、自分でコントロールできないオフィスやホテルで、風邪を よく 引きます。
では タイの人は どう思っているんでしょう? 困るのが映画館だそうです ・・・
映画館の温度について、20℃~24℃の温度帯が スピーカーからの空気振動に一番適しているそうで、
どこの映画館でも この温度帯に設定し、観客の入り具合を 見て手動で調整しているようです。

が、じっとしているわけですから、これは寒いですよねぇ~ 入場料が高くなるVIP席を 利用すれば
あらかじめブランケットが 用意されているようですが、ワタシは まだ 利用したことはありませんネ。
「映画館の寒さは異常だ」 と思っているタイ人も多く、冷房の冷し過ぎは タイ人も日本人も同じ常識感?
かも知れませんネ。 特に女性は 映画館で厚着を したり、ショールを かけていますから ・・・
では また 次の機会に ・・・


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



私の会社の女子社員は防寒着を着ています。私はタイに来て神経痛に成りました。
そういう人、多いみたいですね (苦笑)