昨年の年末、落語家の笑福亭笑瓶さん 59歳 が、ゴルフ場でプレー中に 突然 体調不良を
(心臓の痛み)を 訴え、ドクターヘリで病院に緊急搬送されたというニュースが流れました。
我々ゴルファーには気になった報道でしたネ。 幸い何事もなく、すでに退院したようですが、
そう言えば、日本相撲協会第11代理事長だった放駒親方 (当時66歳) もゴルフの練習中に
亡くなっていますネ。 笑瓶さん、持病は無かったと聞きますが、放駒親方は糖尿病持ち
だったとか。 でも当日は、まったく体調は悪くなかったといいますヨ ・・・

日本では35歳~65歳という、まさに働き盛り世代のゴルフ人口が最も多いと言われていますが、
この楽しいはずのゴルフのプレー中に突然死する人が、年間200人もいるそうです。
運動中の突然死では、ゴルフが最も多いという報告もあるそうですから、我々ゴルファーには
聞き捨てなりませんよネ。 原因の多くは心筋梗塞などの循環器系の疾患で、中でも高血圧症、
糖尿病、高脂血症、喫煙などの危険因子を持つビジネスパーソンは、特に注意が必要です!

残業続きの激務、運動不足、接待や飲み会、多種なストレス、偏った食事や生活習慣の影響が最も
出ている世代ですからネ。 日本人の体は疲れを慢性的に抱えている状態ですから不健康な体で、
しかも溜まりに溜まった疲労を取らずに、グリーンに立つのは非常にリスクが高いと言われます。
一般的には、突然死の原因となる心筋梗塞は、起床後2~3時間ほどの間に起こることが多いと
言われています。ゴルフは、早朝スタートがほとんどですので発症しやすい時間帯と重なります。

そこで次の五つのことを守れば、突然死の危険が少なくなると、お医者さんが言っています ・・・
1.睡眠不足でのプレーは厳禁
好きなゴルフのためなら多少の睡眠不足や疲労が残っていても、気にせずに出かけていきます。
疲労と睡眠不足、ダブルのリスクを伴ってのゴルフは危険です。
2.前夜の深酒 はNG。 二日酔いのときは思い切って中止すべき
前日の深酒は脱水状態を招き、体調もすぐれず、体は休みたいと 危険信号を出しているはず。
3.プレー中の喫煙と飲酒 は控える
タバコを吸うと心拍数と血圧が上がり、軽い興奮状態になります。 その時には心臓や血管に
かなりの負担がかかり、飲酒はアルコールの利尿作用で脱水が起こしやすくなり、血液が

ドロドロになる脱水症状を起こします。 そこにショットの時の緊張が加わると、先に述べた
心筋梗塞などのリスクが高まります。
4.水分を多めにとる
脱水状態になりやすいので、こまめに水分補給を続けましょう。 汗をかく前に補給する、
ぐらいの心構えが原則です。

5.パットは気楽に
ゴルフ場で起こった心臓病・脳卒中のうち15%はドライバーショット、75%がパット時と
いうデータもありますしネ。 勝負がかかった一打に興奮してしまい、心臓への負担が
大きくなるんでしょう。
と言うことは、「“楽しいゴルフ” をするには、前日は早めに寝て、コース内では禁酒禁煙し、
水分をたっぷり補給し、ショットとパットは 肩の力を抜いてプレーしろ」 と言うことですネ。
“ハイ! 分りました! そうします!” ここは素直に聞きましょう ・・・


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