タイでの生活の方が長くなって、日本に来てレストランなどで日本人店員の働く
姿を見ていると、余りにも一生懸命に仕事をしているので恐縮してしまいます ・・・
良い悪いではなく、タイではタイ人の店員が仕事中でも、楽しそうにおしゃべりしながら
働く姿やお客の目に動じない姿に慣れてしまっているから、そう感じるんでしょうかねぇ~
基本的には仕事は一生懸命やるべきだと思いますが、日本は他国と比べると余りにも隙がなく、
丁寧過ぎるのかも知れません。 バイトでも契約社員でも実に、よく頑張っていますよネ。
「上を目指している社員でもないし、オーナーでもないんだから、そんなに一生懸命 頑張らなくても
いいよ、そんなに張り切ってどうするの?」 なんて、悪魔の囁きが聞こえてきそうです。
私も日本でのサラリーマン時代は、これが当たり前で、部下にも強要していましたねぇ~
でも今は、時代の背景と育った環境が一変してしまいました。
笑顔でお客に接しながら一生懸命働く容姿の裏には、不満や辛さが
沢山あってストレスを感じているんじゃないかと心配もしてしまいます。
お客と接する業務は、基本的にクレームされたり叱られることが多い仕事ですが、タイなど海外で
日本人客と接するサービスを担当すると、現地の人や外国人以上に怒られることが多いですよネ。
それは、日本では当たり前になっているサービスと接客への要求が高く、それに対する現地社員の認識の
違いから来る、日本人からすれば、その低さのギャップが余りにも大きくなってしまっているからでしょう。
よくアジアで 「日系企業で現地採用された日本人スタッフが、日本から来た日本人上司と現地スタッフとの
間で 板挟みになってしまう」 と聞きます。 さらに困るのは、日本人は問題自体の解決よりも お詫びに
重点を置いてしまうことでしょうネ。 「日本では考えられない」 「日本ではこうする」 … … 等々、
全てが日本と比較しがちです。 特に接客業は 日本と比較しては可哀そうな気がしますけどネ。
日本では、あんなにニコニコ笑顔で一生懸命働いている若い店員さんが、電車の中ではお年寄りに席も
譲ろうともせず疲れている容姿と、タイでは、気分が悪いと嫌な顔をしたり、お喋りしながら自由に
働いている店員さんが、知らないお年寄りにでも親切にする光景を見ると、何かを感じてしまいます ・・・
「働く」 という意識が、日本人は本当に真面目なんですネ。 これは世界一でしょうねぇ~
ですから働いている姿とプライベートでは二重人格になってしまうんでしょう。
今日は何を言いたいのか、日本に居ると色々と感じることがある、今日この頃です(苦笑)。
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