日本ではオミクロン株の感染拡大が止まりません。昨日は新たに7万8,920人(東京都
1万6,538人)が確認され、まるで風邪を引いた人数を数えているみたいですよネ。
日本と比較するとタイ国は、8,000人前後で落ち着いており、昨日も入国と帰国者225人を
含み 計8,078人(バンコク都1,427人)でした。 二回のワクチン接種率は69.5%です。
オミクロン株は感染力が何倍も強く早い、と言われていますが、タイ国では その
気配は感じられません。気候の違いなんでしょうか? どうなんでしょうねぇ~
そんな中、アヌティン保健相が委員長を務める国家感染症委員会は昨日、新型コロナ
感染症が、一日の新規感染者数が1万人以下で、入院率10%未満、死亡率0.1%未満で
あれば、パンデミック(世界的流行)から一定の地域と罹患率、または一定の季節に
繰り返し発生するエンデミック(風土病)に格下げする基準を検討しているといいます。
<国家感染症委員会、中央がアヌティン保健相>
タイ保健省医療科学局によれば 現在、タイ国の新型コロナウイルス感染者の内訳は、
オミクロン株が94.6%を占めており、デルタ株は5.4%です。これまでオミクロン株に
感染し7人が亡くなっており、タイ国でのオミクロン株での死亡率は0.1%です。
風土病にすることについて、有識者に賛同者も多くいるようですが、一日1万人前後の新規
感染者が出ているのに、インフルエンザや風土病と同じ扱いにするとは、国民の健康と安全を
守る立場としてどうなのか? 等、政府の方針に反対する意見も出て、賛否両論のようです。
確かに油断は禁物です。タイ国でも26日、新たに「ステルスオミクロン(BA.2)」の感染者が
14人確認され一人が死亡しています。ステルスオミクロンは、従来のオミクロン「BA.1」の
亜種で、「BA.2」は「BA.1」の二倍の感染力があり、流行し易いとも言われていますからネ。
日本の空港検疫では、これまでにBA.2が198人 確認されていると聞きます。
国によってバラツキはあるようですが、デンマークでは12月下旬から感染者が急激に
増えているといいます。BA.2が占める割合が、およそ65%にのぼり、英国では増加率が
より高い可能性があるとして、BA.2を調査していることを明らかにしています。
BA.2は現状では、オミクロンの亜種に分類されていますが、BA.1との遺伝子の違いは
大きく、この差が重症度などの違いに繋がる可能性があり、警戒が必要だといいます。
「BA.3」もあるらしいですネ。まぁ~ 後から後から 完全にウィズコロナの時代です。
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