8日、痛ましい交通事故が起きてしまいました。日本人男女4人とタイ人女性1人が死亡した事故です。
亡くなったのは京都府在住の夫婦と大阪府在住の親子で、それぞれ京都市と大阪市の日本
旅行の支店からタイ・アユタヤへの観光旅行を申し込んだそう。 本当にお気の毒です。
日本旅行(東京都中央区)が手配した現地・RLサービス社の弁護士らが記者会見を開き、
運転手の人為的なミスが原因の可能性が高いと報告をしていました。しかし、時速93キロで
走行し事故現場にブレーキ痕はなかったことが判明しています。完全な居眠り運転でしょうネ。
ワゴン車は、左折しようとして減速した前方の10輪大型トラック(22歳の運転手)に追突、炎上した
事故で重傷を負ったワゴン運転手のタイ人男性(52)は、事情聴取で「前夜は4時間しか寝ておらず、
運転中に眠ってしまった」と語り、運転中に居眠りしたことを認めています。今後のことがあるから
でしょうネ。同社の弁護士らは「詳しい原因を調査中」と述べ、まだ 居眠り運転を認めていません。
<タイ運輸省陸運局のカモン副局長らの記者会見>
しかし、記者会見に同席したタイ運輸省陸運局とアユタヤ警察は、RLサービスが運行している車両
84台すべての点検を実施し、同社の運転手全員に安全運転に関する講習受講を義務付けました。
ツアーを企画した日本旅行は9日、本社で緊急の記者会見を開き、堀坂明弘社長が沈痛な表情で深々と
頭を下げ「ご冥福を祈るとともに、遺族の皆さまに心からお悔やみ申し上げます」と述べています。
<日本旅行 幹部らの記者会見>
被害に遭った4人の関係者がタイ入りしていましたが、同社は現地に対策本部を設置して
遺族の対応に当たりました。 しかし今後のバンコクからアユタヤに向かうツアーは、
ワゴン車を運行した現地のバス会社をかえて9日以降も続けるといいます。 個人的には、
アユタヤツアーに関しては、中止にした方が良いような気がしますがねぇ~
日本でも昨年1月「軽井沢スキーバス転落事故」で15人の方が亡くなられたことが記憶に
新しいですが、この時も運転手の長時間労働や健康管理を怠るなど違反があったとされました。
このような事故は日本でも起きますが、それにしてもタイの交通事故数は世界有数過ぎます。
2015年の世界保健機関(WHO)の発表では、タイは交通事故の死亡者数は人口10万人あたり
36.2人の死亡率で世界で第2位です。ベトナム24.5人、マレーシア24人、ミャンマー20.3人、
カンボジア17.4人、インドネアシア15.3人とタイが東南アジアの各国でも断トツです。
ちなみに1位はリビアの73.4人で、日本は4.7人でした。
いつか、また日本人が巻き込まれるのではと、懸念しておりました ・・・
タイが こんなことでトップになっても仕方ありませんが、防げる交通事故死も多いんです。
事故の話、まだ続きますが 長くなりますので明日に ・・・
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