藍ちゃんが世界の女王に！

　　
　いやぁ～　昨日から始まっていますねぇ～　　メジャー第二戦の全米女子プロゴルフ選手権が・・・

先週に優勝したばかりの宮里藍ちゃん、メジャー第一戦のクラフト・ナビスコ選手権での予選落ちの、
リベンジにもなりますしネ。　期待して観戦したいモンです。　サッカー・ファンには悪いのですが、
ワタクシは、むしろワールドカップのサッカーより宮里藍ちゃんの方が気になっていました。（笑）

先週の米女子ゴルフツアーの　「ショップライト・クラシック」　の最終ラウンド、3位スタートの
藍ちゃんが7バーディー、ボギーなしの64で回り、2位に2打差の通算16アンダーでの逆転優勝でした。
今年の藍ちゃんは後半に強いですねぇ～　　米国本土での優勝は初めてで今季4勝目の通算5勝目です。　

　
＜これで世界に通用する自信が…＞

「アメリカで勝つことを夢に描いて戦ってきた。　他の選手の優勝セレモニーを見ていても、私も
いつかは、と思っていた。　最高に嬉しいです。」　とコメントしていました、っけ・・・

年間4勝目は87年　（23年前）　に岡本綾子プロが記録した日本選手最多に並びました。　これで
世界ランキングで　途中ではありますが、日本人初の世界ランク1位を奪取することになります。
凄いことですよねぇ～　こんなに早く　世界一に躍り出るとは、誰が予想したでしょう？

　思えば　この快進撃の始まりは、2月にタイのパタヤで行われた　“ホンダ　PTT　LPGAタイランド”　での
大逆転優勝からでしたねぇ～　　この時はワタシもパーゴルフ・タイランドの取材で、毎日　藍ちゃんを
真近で観ていただけに、この優勝の感動と感激は、昨日のことのように思い出されます。

　
　 ＜あの時の藍ちゃんを忘れられない…＞

藍ちゃんの良さと強さは　「真っ直ぐに攻めること」　と言われます。　難しいコースになればなるほど
単純に素直にカップに向かっていきます。　その精神力の強さは歩く姿勢に表れており、常に前を向き
同じテンポで歩きます…　パタヤの時もそうでした。　その歩く姿は、今だ　脳裏から離れません。（嬉）

　その後　シンガポール・メキシコと勝って、先週の本土優勝！　距離の長い米本土の大会では相性が
悪いようでしたが、155センチと小柄な藍ちゃんは技術を見せつけてくれました。　「アニカ（ソレンスタム）も
ロレーナ（オチョア）も強さが圧倒的にずば抜けていた。　私の場合は、みんなが　『こういう　ちっちゃな

　　
＜小さな大選手、宮里藍ちゃん！＞

子でもナンバーワンになれるんだ』　って思ってくれて、身近に感じてくれれば」　と、笑いながら
素晴らしいコメントを述べています。　プレーでは飛距離の不利を、小技などの技術でカバーする　
「宮里藍ちゃんスタイル」　を確立しましたネ。　体格的なハンディを感じさせない親近感の湧く女王です！　

　飛ばし屋の大型選手が幅を利かすゴルフ界、どれだけ　他の女子プロゴルファーの励ましになるか…
計り知れません。　日本選手の一位は、06年2月の女子世界ランキング導入以来初ですからネ…

さぁ～　あとは、日本人では77年　（33年前）　同大会の樋口久子プロ以来のメジャー制覇を、そして
岡本綾子プロの海外通算18勝　（米ツアー17勝）　の目標が・・・　突き破ってくれるでしょう。

　頑張れ！　頑張れ！　宮里藍ちゃん！　　　



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