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出家したプミポン国王の托鉢するお姿が 印象的 ・・・

2016年10月26日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 明日でプミポン国王が逝去されて2週間になります。 タイ国内も落ち着いてきた感じですネ。

日本では一部の報道などで、喪に服すため娯楽施設などが営業を自粛しているおり、またタイと
首都バンコクの経済活動は停滞している ・・・ 等々の風評によって、タイはダメージを受けている
印象を持っているようですが、問題ありません。 大丈夫ですヨ。 通常のタイに戻っています。

 

服喪によって多くの娯楽施設やコンサートなどの自粛が求められているため、どうしても観光客が
減少するのは止むを得ませんが、酷いのは、「混乱や暴動が起きるかも知れない」 などと言った
憶測によって、日本を含めて外国からの観光客のキャンセルが相次いでいると聞きます。 

そこで、世界遺産の史跡寺院があるアユタヤ史跡公園では、来年1月30日まで入場料を
無料とすることを決め、去る20日より開放しているくらいです。 まぁ~ 表向きは、政府
芸術局が 「国父プミポン国王陛下へ捧げる善行」 として案内されているようですが ・・・

 

でも毎日のテレビ放映では、葬儀に伴う儀式やプミポン国王の業績を讃える番組が続いていますネ。
また、ご遺体が安置されているエメラルド寺院では、毎晩19時15分前後から僧侶による特別な読経

供養が行なわれており、これもテレビ中継されています。 日本のお通夜のようなものでしょうか。
この儀式は30日間続くと聞いています。

普段 我々外国人が見ることができないプミポン国王の業績を讃えるお姿や昔の映像が多く放映されて
いますが、私が印象的なのは国王の出家される得度式です。 この写真や映像は貴重だと思います。 

 

タイでは “男子は一生のうちに一度は出家することが望ましい” と言われ、会社では出家用の
特別休暇が設けられているくらいです。 15日、30日、90日などの短期間もあり自分で選びます。

プミポン国王も王位を継いだ後、30歳の時に15日間だけ出家しました。 しかし
王位にあっても、一旦出家したら普通の僧侶と一緒です。 特別扱いはないんですネ。

他の僧侶と同じように頭を丸め、毎朝裸足で托鉢に歩いたといいます。 画像のように
もちろん警護はなしで、また普通の僧坊で寝起きし、托鉢する際も裸足で行なっています。

 
 <托鉢する国王のお姿、これは貴重ですね>

厳格に戒律を守るとはいえ15日間ですので、不自由のない王宮での生活から、質素な生活に
一変しても我慢できるでしょうが、托鉢の裸足だけは辛かったのではと推測しますねぇ~

昔や地方のタイの人は、幼少時から裸足で歩くことに慣れていますので、足の裏の皮膚が
鍛えられて、かなり固くなっています。 砂利を踏んだくらいでは痛みを感じないんでしょう。

 

でも私らも裸足で歩くなって とても出来ませんよネ。 裸足で外を歩くことのない人の足の裏の
皮膚はたいへん弱くて、砂利を踏んだ時の痛みなんて想像もつきません。 耐えられないでしょうネ。

おそらく出家するまでは、プミポン国王も裸足で歩くことは、ほとんどなかったでしょうから、
慣れるまでかなりの忍耐が必要だったんではないでしょうかネ。 

今の時代、ただでさえバンコクの大都市では、こうした出家するという慣習は少なくなっているだけに、
ましてや、プミポン国王の托鉢されるお姿は貴重であり、感動すら覚えました。  




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