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いいぞ 日本の男子ゴルフも 今度は蝉川泰果クンが初優勝!

2022年09月26日 | 日本のゴルフあれこれ

 男子の若手ゴルファー、今度は中島啓太プロに代わって東北福祉大四年生の蝉川泰果クン

(せみかわ・たいが 21歳)が、大舞台で初優勝を遂げました。「パナソニック オープン」で

 

ツアー史上六人目のアマチュア優勝を成し得ました。その六人とは、倉本昌弘・石川遼・

松山英樹・金谷拓実・中島啓太プロと、錚々たるメンバーで 蝉川クンも前途洋々ですネ。

 

蝉川クンのプレーを支えたキャディは、プロキャディでもなく、ハウスキャディでもない、

大学で一年後輩の中村凛クン(20歳)ですヨ。よくもまぁ~ 二人三脚で 「71 68 61 66」と

四日間をアンダーで廻り22アンダーとは凄い。 2位と1打差でしたが、驚きましたねぇ~

 

 <三日目の「61」はアマチュアの国内ツアー最少ストロークでした>

中村凛クンは、これまで先輩たちのバッグを担ぎ、10試合近く経験があるそうですが、

一カ月ほど前に頼まれ、蝉川クンとタッグを組んだのは初めてとのことです。将来は

プロキャディーを目指しているらしく、普通の後輩とは気合が違うのかも知れません。

 

昨年の同大会でアマチュア優勝を飾った中島啓太プロ(22 日体大四年)は、プロデビュー戦を

48位で終え、最終18番グリーンに上がってきた蝉川クンをギャラリーと一緒に拍手で出迎え、

歓喜のハグをかわしていました。 そう、同じJGAナショナルチームのメンバーだったんですネ。

 

中島啓太プロの時は 無観客大会でしたが、今年は有観客で多くのギャラリーもおり、かかって

来るプレッシャーも大きかったはずです。蝉川泰果クンが強心臓であることも窺えますよネ。

 

兵庫県の加東市生まれの彼は、幼少期からハンディ5だった父の佳明さんの手ほどきを受け、

競技デビューの兵庫教育大付小学三年生の時、父と一緒に親子大会に出場し優勝しています。

 

 <世界ジュニアゴルフ選手権にて男子9~10歳の部では6位に>

同中学一年生の13年には下部ツアーに出場したこともあり その後、興国高から東北福祉大に

進み、腕を磨き 昨年末にナショナルチーム入りしています。アマとして、これまでにツアー

出場は、18試合挑んできましたが、今年になってメキメキと急速に力をつけて来たようです。

 

今年の日本アマでは3位、世界アマチュア選手権の個人戦で2位、下部ツアーの「ジャパン

クリエイトin福岡雷山」で初優勝し、レギュラーでは「関西オープン」で最高位の17位、

そして、今回の「パナソニック オープン」で優勝ですからネ。お父さんも大喜びでしょう。

 

 <お姉さんも一緒での蝉川ファミリー>

ところで泰果(たいが)という名の由来は、タイ国(泰国)に関連しているのかと思いました。

タイという漢字には中国語表記と同じ「泰」がそのまま用いられ、「やすらか」などの意味も

あるといいます。 また、タイを象徴する動物「象」のイメージとも合っていますしネ。

 

でも実は 佳明さんが、“海外でも通用する英語の名前を付けたかった“ と、ジョージ、ジョンなど

考えたようですが ピン来ず、タイガー ウッズ選手をイメージし「泰果」と決めたといいます。

目標もタイガー ウッズですから、その第一歩を踏み出して、お父さんが一番嬉しいでしょう。  



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