昨日からシンガポールにある「シンガポール アイランドCC(6,343ヤード・パー72)」にて
「アジアパシフィック女子アマチュアゴルフ選手権」が、開催されています(12日が最終日)。
日本からは2021年大会を制した橋本美月、昨年大会3位タイの荒木優奈、世界アマチュア
ランク4位の吉田鈴に加え、寺岡沙弥香、上田澪空、手塚彩馨さんらが出場しています。
<吉田鈴さん>
R&Aとアジアパシフィックゴルフ連盟によって2018年から設立された大会で、毎年
アジア各国で開催され、今年はシンガポールです。 釈迦に説法ですが、R&Aとは
「Royal and Ancient Golf Club of St Andrews(ロイヤル アンド エンシェント
ゴルフクラブ オブ セントアンドリュース)」の略称で、英国のゴルフの総本山で、
世界共通のゴルフルール制定など、米国ゴルフ協会(USGA)と共に司っています。
この「アジアパシフィック」優勝者には、今季の「AIG全英女子オープン」、「アムンディ
エビアン選手権」、「ザ・シェブロン選手権」の海外メジャー三大会のほか、オーガスタで
行なわれる「オーガスタナショナル女子アマ」の出場権も与えられます。
現在 世界ロレックスランキング4位で大活躍中のタイ国のアタヤ・ティティクル選手も
2018年に優勝しており、その後16歳でプロに転向、史上最年少の18歳で欧州ツアーの
年間女王となり、昨年は米国LPGAツアーで2勝を遂げ、トッププロを快進中です。
2019年には安田佑香プロが優勝し、20年はコロナ禍で中止されましたが、21年は橋本
美月さんが制覇しました。 昨年11月に開催された22年大会には日本勢6名が出場し、
荒木優奈さんが3位、馬場咲希さんが6位と四名がトップ10入りを果たしています。
<寺岡沙弥香さん>
日本人三人目のチャンピオンが誕生するかと注目されていますネ。昨日 初日を終わった
ばかりですが、寺岡沙弥香さんが日本勢トップの3アンダー5位タイにつけています。
まだ順位を意識する時ではないでしょうが、優勝や上位に入れれば、「世界アマチュアゴルフ
ランキングの10位以内になる可能性もあります。そうなると今年11月に行なわれる JLPGAの
プロテストも 一次二次テストが免除され、最終プロテストから挑戦できますからネ。
<2位タイに入ったナバポーン選手(左)>
アジアパシフィックの各国から85人が出場していますが、トップは5アンダーで韓国の
キム・ミンソル選手。タイ国からは6人が出場していますが、2位にスーントリーヤパス・
ナバポーン選手(Soontreeyapas Navaporn)、5位タイにエイラ・ ガリツキー選手
(Eila Galitsky )が頑張っています。まだまだ 分かりませんが、静かに見守りましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます