タイ旅行業者協会が悲鳴を上げて政府にタイ国のイメージアップを図るよう求めています。
そうりやぁ~ そうでしょうとも、タイもご多分に漏れず不況・不景気で経済も弱まり、空港占拠騒動で、
既に観光客の激減に遭っていたところに、今回のデモ暴動事件が追い討ちをかけましたからネ。
同協会は、今回で損失は1,000億バーツで、今年の外国人観光客数は当初の予想より200万人減の
1,200万人程度になってしまうとの試算を発表しています。早くも影響が出ており今週のソンクラーン休暇に
タイへの旅行をキャンセルした中国人は、数万人に上るとも言われています。意外と中国も政情不安に
敏感で先の空港占拠事件と同様「訪タイ自粛」を呼びかけています。
そう言えば、日本の外務省も珍しく「訪タイ自粛」を呼びかけましたっけ。こうなると来年中旬まで、
最低一年は中国人・日本人の観光客の数は元に戻らないでしょうネ。本音を言いますと、日本人
ゴルファーが減り各ゴルフ場のスポーツデーが増えて、ロングステイヤーなんかは嬉しいのですが
タイ国の一大事です! 不謹慎にも喜んでなんていられません!
旅行業界ではホテルに勤める従業員が一番多いのですが「多くのホテルが予定よりも多くの雇用カットに
踏み切ることは避けられない」として、政府にタイ国のイメージアップを図るよう求めている訳ですネ。
これを受けてか17日急遽招集された特別閣議で「観光関連の活性化を国家的問題として取組む方針」を
確認し、アピシット首相はチュムポン観光・スポーツ大臣に対して対策方針の策定を指示しています。
しかし こんな中、イメージアップを図るなんて、とんでもない襲撃事件が起きてしまいました。
反タクシン派市民団体「民主市民連合―黄シャツ」幹部のソンティ・リムトンクン氏が乗った車が襲われ
頭部を撃たれ命に別状はないようですが重傷を負いました。実は15日にタクシン派「独裁追放民主主義
同盟―赤シャツ」の支持者だった男性二人がバンコクのチャオプラヤ川で殺されているのが発見されて
います。 まだ警察でも両事件の因果関係がハッキリ分かっていませんが、気になるニュースです。
ですので当然のこと、アピシット首相は現在施行されている非常事態宣言の解除を見送りました。
何でも結び付けてはいけませんが、15日にタイ政府はタクシン氏が所持している一般パスポートを
無効にしたと発表しています。{既に外交パスポートに関しては、無効化措置がされています}
何でも2005年に制定された「国家に損害を持たらす行為を行った者にはパスポートを無効化できる」という
外務省規定があり、タクシン氏は「デモ隊を扇動して東南アジア諸国連合関連会議を妨害し国家に損害を
与えた」という事由で無効化にしたようです。但し タイ国籍の剥奪を意味するものではありません。
同氏は中米ニカラグアで名誉市民として旅券発行を受け海外の移動に問題は無いようですが・・・
滞在していたアラブ首長国連邦のドバイからアフリカに向かったそうですが、これで完全にタクシン氏の
出口は塞がれてしまいました。自棄になってこれ以上の無謀さを出さないよう願うばかりです。
一日も早くタイ国民全員が黄色・赤色・青色・・・が混ざったシャツが着れるよう祈りましょう。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです

タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
そうりやぁ~ そうでしょうとも、タイもご多分に漏れず不況・不景気で経済も弱まり、空港占拠騒動で、
既に観光客の激減に遭っていたところに、今回のデモ暴動事件が追い討ちをかけましたからネ。
同協会は、今回で損失は1,000億バーツで、今年の外国人観光客数は当初の予想より200万人減の
1,200万人程度になってしまうとの試算を発表しています。早くも影響が出ており今週のソンクラーン休暇に
タイへの旅行をキャンセルした中国人は、数万人に上るとも言われています。意外と中国も政情不安に
敏感で先の空港占拠事件と同様「訪タイ自粛」を呼びかけています。
そう言えば、日本の外務省も珍しく「訪タイ自粛」を呼びかけましたっけ。こうなると来年中旬まで、
最低一年は中国人・日本人の観光客の数は元に戻らないでしょうネ。本音を言いますと、日本人
ゴルファーが減り各ゴルフ場のスポーツデーが増えて、ロングステイヤーなんかは嬉しいのですが
タイ国の一大事です! 不謹慎にも喜んでなんていられません!
旅行業界ではホテルに勤める従業員が一番多いのですが「多くのホテルが予定よりも多くの雇用カットに
踏み切ることは避けられない」として、政府にタイ国のイメージアップを図るよう求めている訳ですネ。
これを受けてか17日急遽招集された特別閣議で「観光関連の活性化を国家的問題として取組む方針」を
確認し、アピシット首相はチュムポン観光・スポーツ大臣に対して対策方針の策定を指示しています。
しかし こんな中、イメージアップを図るなんて、とんでもない襲撃事件が起きてしまいました。
反タクシン派市民団体「民主市民連合―黄シャツ」幹部のソンティ・リムトンクン氏が乗った車が襲われ
頭部を撃たれ命に別状はないようですが重傷を負いました。実は15日にタクシン派「独裁追放民主主義
同盟―赤シャツ」の支持者だった男性二人がバンコクのチャオプラヤ川で殺されているのが発見されて
います。 まだ警察でも両事件の因果関係がハッキリ分かっていませんが、気になるニュースです。
ですので当然のこと、アピシット首相は現在施行されている非常事態宣言の解除を見送りました。
何でも結び付けてはいけませんが、15日にタイ政府はタクシン氏が所持している一般パスポートを
無効にしたと発表しています。{既に外交パスポートに関しては、無効化措置がされています}
何でも2005年に制定された「国家に損害を持たらす行為を行った者にはパスポートを無効化できる」という
外務省規定があり、タクシン氏は「デモ隊を扇動して東南アジア諸国連合関連会議を妨害し国家に損害を
与えた」という事由で無効化にしたようです。但し タイ国籍の剥奪を意味するものではありません。
同氏は中米ニカラグアで名誉市民として旅券発行を受け海外の移動に問題は無いようですが・・・
滞在していたアラブ首長国連邦のドバイからアフリカに向かったそうですが、これで完全にタクシン氏の
出口は塞がれてしまいました。自棄になってこれ以上の無謀さを出さないよう願うばかりです。
一日も早くタイ国民全員が黄色・赤色・青色・・・が混ざったシャツが着れるよう祈りましょう。

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いつものタイなら、騒動後 静かに元へ戻るのに、イタチごっこの銃撃戦が続くようだと
タイもお終いです。こんな例は今まで無かったと思うけど、私の知人三人もタイ行きをキャンセルしました。
本人は行くと言っても家族に反対されていましたね。
これは深刻です。
タイ国民が馬鹿と思うなら、タイ人に失礼ですから、タイへ遊びに来るのは金輪際、止めたら如何でしょうか?
タイ人も迷惑でしょう。
タイはアセアン諸国の中では、民主化が(最も?)進んだ国です。
タイとインドネシアが一番進んでいるかも?
マレーシアやシンガポールは一見、タイより民主的に見えますが、実は両国には治安維持法があって、反政府運動は事前に弾圧できます。
よって政治の混乱は起きません。
ベトナムは共産党独裁、ミャンマーは軍事独裁・・・・こういう国では反政府運動は起きません。起きても銃殺で終わりです。
タイに戻りますが、タイには治安維持法がありません。
民主化が進むと、大衆による反政府運動も自由に行えます。
そうなると、政治の混乱は必然的に起こります。現在のタイは、日本の1960年代の安保闘争当時の国民運動に近いものがあります。
政治的自由と運動の行き過ぎを、どう折り合いをつければいいのか、タイの民主主義は立ち往生中です。
タイは階級社会です。
政治意識が高いのはバンコクの中産階級です。
彼らは反タクシンです。
国民の過半数を占める地方の貧困階級は生活に手一杯で政治意識は低いです。
タクシンは、民主主義=数の力、に目を付けて地方の貧困層に施しをして選挙の票をかせぎ、権力を握りました。
しかし、権力を握るや、マスコミを弾圧し、国家資産を収奪し、独裁者になりました。
やがて国王の逆鱗に触れ、クーデターで追放されました。
バンコクと地方、中産階級と貧困階級、王政と民主主義、タイは多くの困難な課題を抱えて、未来への展望が見えにくくなってきました。
日本のような単一民族、経済格差が小さい国民、政治意識が薄い国民・・・・国情が違うので比較しても意味はありません。
今回の体制側とタクシン派の闘いはタクシン派の完敗に終わり、タクシン派は要人テロ攻撃を始めました。
今回の騒乱中、アピシット首相は若いながら、沈着冷静に対応し、闘争を終結させました。
ドバイからアジ演説を繰り返し、敗戦となるや、「俺は関係ない、応援団に過ぎない」と逃げ口上で、タイ国民はタクシンに失望しました。
まだ紆余曲折はあるでしょうが、しばらくは現政権が安定する方向に向かうでしょう。
大方で同意見ですが、
>日本のような単一民族 とは?
日本では半年ほど前に「日本を単一民族」と失言した大臣が辞職させられた。
日本人ではないかも知れないので、参考までに日本の現状を。