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タイ国も三回目のワクチン接種がスタート、でも?

2021年12月15日 | COVID-19 関連

 昨日のタイ国の新型コロナウイルスの新規感染者数は、2,862人(死者37人)でした。

ただ、英国・ドイツ・スペイン・ロシアなど、検疫隔離中の入国者や帰国者から19人の

感染が確認されていることで、オミクロン株は大丈夫なのか、気になるところです。

 

その英国などでは死者や重篤患者も確認され始め、英国政府は「市内では すでに感染者の

44%がオミクロン株を占めており、近日中に主流になる」と 警戒を強めているといいます。

重症化リスクが低いようですが、変異型がこれほど速く広がっていることに注意が必要です。

 

日本ではオミクロン株の感染確認は合計17人になりました。 タイ国は13日現在、

海外からの訪問者から8人を確認し、3人については検査結果を待っている状況で、

今の所 静かです。デルタ株の感染者も3千人(バンコク都570人)を切ってきました。

 

そんな中、政府管轄のコロナ管理センター(CCSA)は13日、タイ全土で大晦日だけ、年明けの

午前1時までレストランでのアルコール飲料の提供を承認しました。 その時期 デルタ株が

抑えられていれば良いけどネ。大きなカウントダウンのイベントになるでしょうし心配です。

 

 <ソムサック博士>

ましてや昨日、公衆衛生省の医療サービス局長官であるソムサック博士は、オミクロンの

症例が海外で広がりをみせ、英国では死亡者が出てことを伝えながら、“オミクロン株は、

1月中旬ごろに、タイ国内で流行する可能性がある” と、メディアに述べていましたしネ。

 

ところでタイ国では、13日までのワクチンの接種回数は、人口の69.4%が一回目の、60.3%が

二回目の、5.8%が三回目の接種を受けています。二回目の接種が6割ですが政府は、オミクロン

感染に備えて、免疫強化のために 三回目の接種を、今月内に本格化させると発表しました。

 

タイの医療機関では、もともと二回目接種から三回目となるブースター接種までの間隔を六カ月と

していましたが、三カ月の半分にするとも公表しています。でも どこ製のワクチンか気になります。

 

そうでしたネ、一回目・二回目のワクチンは中国のシノバック製と英国のアストラゼネカ製が

中心でした。ですが、三回目は主に米国のファイザー製かモデルナ製を使用するとしています。

 

すでに、いくつかの病院では予約なしで三回目の接種を始めるようです。三カ月を経過した

外国人も受け付けるといいます。ただファイザー製を接種できるのはタイ人だけで、外国人は

アストラゼネカ製になるという病院もあるようですので、確認した方が良いでしょうネ。  



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