タイ国の新型コロナウイルス新規感染者が、徐々に減少して来ています。昨日は9,869人
死者も92人と、感染者は1万人を 死者は100人の大台を 切り始めています。(バンコク都1,224人)
バンコク都やパタヤで11月から外国人観光客の受け入れをスタートさせようとしていますが、
可能でしょうか。 そんな中、タイ観光・スポーツ省は来年1月より、「タイを訪れる外国人
旅行者から500バーツの観光料を徴収する」という発表を、バンコクポストが伝えていました。
確か 今年の初め頃 観光政策委員会かな、入国する外国人に対して一人あたり300バーツを
徴収するという提案がなされ許可されていました。その折は 徴収する理由を「コロナ禍で
タイ国内の病院で治療を受けた外国人観光客が、治療費を払わないまま帰国してしまう
ケースに対応する」と、公表していました。 今回は それには触れていませんネ。
<タイ観光・スポーツ省 ピパット大臣>
同省では「観光変革基金」を設立し、集められた資金をコロナで見舞われた観光事業を
救済する為に、また、より観光しやすくなるような改革をサポートする、としています。
タイの観光業を復活させ、発展させ、旅行社など業界をも助ける基金にするとも述べています。
TAT(タイ国政府観光庁)も すでに試算しており、2022年に1,000万人の外国人が訪タイする
として、一人当たり500バーツを徴収すれば、初年度には50億バーツが集まるとしています。
500バーツというと日本円で約1,650円ですが今後、基金委員会の設置や観光客からの料金徴収
方法などについては、タイ観光・スポーツ省とTAT、その他の関係当局と協議するとのことです。
タイ国は有数な観光立国ですから、観光地や業界など修復させることに懸命になるのは
当然でしょう。ですが、これを観光客から徴収するとは、いかにもタイ国らしいですよネ。
外国人から修復費を徴収するよりも、まずは 一人でも多くの観光客に入国しやすい方法を
打ち出すとか、他にやることがあるような気がしますけどネ。コロナ禍で入国するためには、
高いハードルは そのままで、さらに観光料を取るなんて、余りにも印象が悪すぎます。
タイ政府の観光関係者は、ちょっと勘違いしているように思います。2019年には4,000万人
近くの外国人が来タイしてことに、下手に自信を持ってしまっている感がありますネ。タイは
観光だけで 訪れているのでは無いことを、観光関係者は知るべきでしょうネ。それは次回に …
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