今日は1月9日、第2土曜日は タイでは 「子供の日」 ですネ。
各地で子供の為のイベント、また 各地の動物園・遊園地などの子供入園料が無料となったり、
バンコク市内のドゥシット動物園への無料特別送迎バスや BTSや地下鉄などで、時間制限は
あるものの無料になります。 子供の無料は身長140センチ以下としているのもタイらしいな。
タイ政府によって規定されている祝日が16日ほどありますが、休日にしないものの、政府が特別な
日として指定している日が25日ほどあります。 今日の “子供の日” も その内の一日ですネ。
特に “子供の日” は、政府機関によって広く祝われており、子供達のために様々な活動が行なわれます。
なお、子供の日が1月の第2土曜日となったのは、1965年からのことであり、1955年から1964年までは
10月の第1月曜日でした。 一年の初めに変更したのは、国の宝である子供を 「今年も大切に」 という
意識付けの為にそうしたと聞きます。 また10月は雨季でイベントが中止になることも多いからだと …
子供の日のイベントの中で、毎年 恒例となっているビックイベントは、ドンムアン空港で空軍による
航空ショーでしょうネ。 今日は5 回 (1回45分ほど) 行なわれると聞いています。男子には最高の
イベントになるらしいですヨ。 一部の航空便のキャンセルや遅延も出てしまうこともあるとか。
そして、毎年 その時代の首相からスローガンが与えられますが、今年はプラユット首相から
「将来のために よく 勉強して知識を得ながら良い行いをするように」 的な言葉を贈っています。
しかし、家族でイベントに参加できる子供は幸せですが、国連機関ユニセフ・タイの調査では、
両親と離ればなれに暮らす子供の数が3万人を超えており、子供全体の22%を占めているそうです。
カンボジア 7%・ラオス 5%・ベトナム 4%など、隣国と比較して世界的に見ても、タイは異常な
割合らしいですヨ。 これは両親が出稼ぎに出ているなど、別居している子の数字が多いからとか。
タイの地方では 祖父母に子供を預けたまま、両親が都会で働いているって、よく聞く話。
身近では タニヤの繁華街で働く女性たちのほとんどが、そんなお母さんたちでしょう。
タイは基本的には農業国ですから、地方での仕事がまだまだ少なく 働く場所がありません。
隣国に較べバンコクは大都市ですから仕事も多くあり、都心に来てしまうのかも知れませんネ。
両親と別居している子供たちの90%が祖父母と同居しているわけですが、気がかりなことは、祖父母
自身は初等教育しか受けていない場合がほとんどで、両親の不在が子供の発育に与える影響が大で、
同年代の子供に比べて愛情不足や勉学などの遅れが目立っているそうです。 昔からもそんなことは
あったと思いますが 近代化すればするほど、その差は大きくなって目立つんでしょうねぇ~
この子らが良い大人になることを祈りましょう ・・・
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