タイでゴルフ友達になりましょ。

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娘を 女子プロにしてはいけません、大変すぎます!

2015年12月19日 | タイのゴルフ、あれこれ
  
 昨年7月のプロテストに合格したフレッシュなルーキー23人の中で、唯一の30代
プレーヤーに安納昭江 (あんのう・あきえ) プロ 36歳 がいます。 昨日からの続きです。

彼女が初めてプロテストを受験したのは、高校を卒業した18歳の時で、タイガー・ウッズが
マスターズを21歳3カ月で優勝し、「たまごっち」 が爆発的なブームになった1997年でした。

 
           <安納昭江プロ>

そこから積み重ねた年月は18年で、1次、2次を通過し進んだ最終テストでも13度失敗したとか。
20代の後半に一度、引退しようと思ったそうですが、折れそうな心を 繋ぎとめたのは 「ゴルフは

楽しいから」 ですって。 そして今年11月の 「大王製紙エリエールレディス」 に出場機会を得た時、
初日を15位で 「自分の名前がボードに表示されて、うわーと思った」 と。 これ、理解できますネ。

でもテストの時、周りを見渡すと10代や20代の選手に囲まれており、大会の最年少出場者は野澤真央さん。
安納昭江プロが初めてプロテストを受験した1997年生まれの18歳です。 改めて 歩んできた36年を想った
そうです。 でも 「好きなことをやっているので悔いはない」 と雑誌の取材に応えていましたネ。

 
 <今年の合格者23人で唯一の30代 安納プロ 上段左6人目 >

新会員プロには学生もいれば、このようにベテラン選手もいますが、プロを維持するだけでもお金が
かかります。会員になると60万円 (税別) の入会金が必要で、以降は年会費として毎年72,000円を
協会に納め、会員資格を維持していていくことになり、納めなければ会員の資格は失ってしまいます。

会員でなければTDP単年登録者として 入会金はないものの、当該年ごとに50万円 (税別) の
登録料を支払って試合に出場できます。 イ ボミ選手のように外国選手が多いですネ。

ただ、会員選手とTPD単年登録者との違いは多種にわたります。 例えばレギュラーツアーへの
出場権をかけたQTのエントリーフィー、サードとファイナルではそれぞれ会員が54,000円、

 

単年登録者は108,000円と倍額です。 更に細かいところで言うと、会員はLPGA提携のホテルや
レンタカーを優待料金で使用できるほか、冠婚葬祭への補助金などの福利厚生も利用できます。

会員と単年登録者はどちらも “個人事業主” のプロには違いありませんし、トーナメントも実力だけが
モノをいう世界であり舞台ですが、その違いを知るにつけ、プロテストで合格し、プロとして認められる
ことの重みを改めて知るようです。 森美穂プロのようにテスト合格に拘る気持ちは理解できますねぇ~ 

 
  <講義を受けている森美穂プロ …>

さて今年 正式な新人として参加 (4度目の受講で) した森美穂プロは、ふだんは触れる機会の
少ない講義内容に積極的だったようです。特に “魅力的なプロゴルファーになる為の演出術” や
“日焼け対策とアフターケア” が参考になったとコメントしていましたネ ・・・

その他、LPGAが行なっている教育機会としては、プロテスト合格後のガイダンス(1日)、
日本女子プロゴルフ選手権の試合会場で実施するルーキーキャンプなどがあると聞きます。

日本の女子プロ人気には、こうして隠れた努力が実を結んでいるような気がします。  



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