今度は日本国内男子ツアーの 「長嶋茂雄 セガサミーカップ」 で、タンヤコン・クロンパ選手が
首位でスタートしました。 誰が言ったか、世界のゴルフに “タイ疾風” が吹き荒れているって!
先週の 「ISPSハンダグローバルカップ」 を最終日最終組で回り、3位タイで終わっていますが、好調を
維持しているようです。 重永亜斗夢プロと共に5アンダーで首位、この日は6バーディ・1ボギーでした。
<初優勝なるかクロンパ選手>
タイ疾風の根拠は、4月の米国マスターズから始まりましたかネ。 キラデク・アフィバーンラト選手が
二日目ともパープレーで終わり7位タイにつけ、初めてマスターズでタイ人のゴルフを知らしめました。
欧州ツアーを主戦場としている26歳の彼は、「昨年末 時点での世界ランキング上位50位までの
選手」 という資格 (38位) で出場しました。 マスターズ3日目は松山英樹プロと回り、
「アジア対決だ」 なんて見せ場をつくり、米国でも話題にもなりました。
<マスターズでのアフィバーンラト選手>
ここがタイ疾風の始まりで、米国女子ツアーではアリヤ・ジュタヌガーン選手がツアー初優勝から
怒涛の3連勝、日本女子ツアーでも 「ヨネックスレディス」 でポラニ・チュティチャイ選手が
ツアー初優勝です。 今度は誰かと思っていたらタンヤコン・クロンパ選手が首位に立ちました。
<アリヤ選手とチュティチャイ選手>
クロンパ選手は、日本ツアーに本格参戦して3年目です。 昨年・今年と2年連続してシード権を
獲得していますが、シーズンを通じて序盤戦は、タイとの温度差や寒さで苦戦していました。
ところが今年は、9試合を終わってトップ10入りが3度で賞金ランキングも15位 (約1,577万円)
となり、来年のシード権も間違いないでしょう。 寒さと日本のコースと芝にも慣れたんでしょうネ。
女子のO・サタヤ選手も優勝するまで慣れるのに苦戦していた、と聞きましたからねぇ~
実は、この 「長嶋茂雄 セガサミーカップ」、初出場の一昨年と昨年は2年連続して
予選落ちしているんです。 ようやく、洋芝のコツを掴んで絶好のスタートを切りました。
<昨年、ワトソン選手とプレーして身長差が話題になったクロンパ選手>
今年の日本男子ツアーは、1月のアジアンツアーとの共催試合 「シンガポール オープン」 から始まって、
9 試合が行われてきましたが、日本選手が勝ったのは2試合だけ (池田勇太・塚田陽亮プロ) です。ですので
日本選手に勝ってもらいたいのですが、タンヤコン・クロンパ選手でしたら仕方ありません (苦笑)。
しかも外国人の7勝のうち、韓国のキム・キョンテ選手の3勝以外は、やはり韓国の宋永漢・趙炳旻・
朴ジュンウォン選手、南アフリカのショーン・ノリス選手と、すべて初優勝者なんですネ。 そうでした、
日本勢の塚田陽亮プロも含めれば5名です。 是非 ここにクロンパ選手も加わってほしいですねぇ~
明日は、なぜに こうもタイ疾風が吹き荒れだしたのか探ってみたいと思います ・・・
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