タイ国鉄(SRT)が、バンコクとパタヤを結ぶ特別列車を3月から運行すると発表しています。
何か? タイ全土で、車やバスから質を高めた鉄道へと移行していく雰囲気を感じます。
現在、走っているバンコク / パタヤ間の列車は、平日のみでエアコン無しです。どちらかというと
タイ人向け、或いは パタヤが好きな欧米・パックパッカーに人気があるとも聞いたことがあります。
<今走っているローカル列車>
特別列車はエアコン付き、週末の朝6時半にバンコク発で午前9時にパタヤ着。パタヤからは
午後3時50分出発の午後6時50分にバンコク着というスケジュールです。 パタヤ行きは
2時間半、バンコク行き3時間となっています。渋滞がないだけにスケジュールは立て易いですネ。
バンコク行きは6駅に停車するので30分ほど時間がかかるのでしょう。 現在走っている
列車は3時間半かかりますので、30分ほど短縮されています。 ただ週末限定となります。
<プーケットへ走る こんな列車になるのか?>
運賃はまだ未発表です。現在の列車の料金は35バーツ弱かな、新列車についてSRTはリーゾナブルな
料金になると言っていますので、100バーツ前後(今のレートで約348円)くらいでしょうか?
3月から半年の試験運行を行ない、その結果次第で 継続運行をするか決めるようです。
ただ、タイはいつもそうですが、走らすだけは走らせておいて 駅周辺などのインフラなど
お構いなしです。そして、走らせた後に「思いのほか利用者がいない」と嘆き騒ぎます。
<パタヤ駅、道路には面していますが ・・・>
特別列車でパタヤ駅についても何もないところにポツリとある駅です。パタヤの中心地まで
5キロ前後あり、今は列車の到着に合わせてソンテウ(小型トラックの荷台を改造した乗合)が
運行していますが40バーツ。 出発は自分でソンテウやバイクタクシー(60バーツ)を捕まえて
行きます。歩いたら急ぎ足でも1時間前後はかかるでしょうネ。列車で行けても不便ですねぇ~
普通、バンコクからパタヤへ行く場合、いくつかの方法がありますよネ。周知のようにバス・ターミナル
から大型バスで行く方法、同じ場所から出ているロット・トゥー(ミニバンの乗合)で行く方法です。
<ロット・トゥー>
料金は共に120バーツ前後かな。 違いは大型バスよりロット・トゥーの方がスピードが出せます
から早く着きます。反面、ドライバーによっては運転が荒く、事故の危険も多くなりますネ。
昨年11月には、一部 バンコクから地方へ行くロット・トゥーが、事故が多いということから
マイクロバスに切り換える施策が行なわれていますので、将来的にはパタヤもマイクロバスに
なるでしょう。ロット・トゥーは運転手含めて15人乗りで、マイクロバスは20人乗りですネ。
パタヤへ行く方法、後はタクシーですネ。料金は1,500バーツくらいですが、交渉次第で
変わってくるかと思います。 そして、ハイヤーやレンタカーという方法もありますネ。
しかし どれも交通渋滞が絡みます。特別列車が運行されるようになれば、渋滞を心配
しなくていいので、その分 快適です。が、駅からのインフラに問題あり一長一短です。
19年運航開始を目指してパタヤ新幹線を計画中と聞きますが、どうなっているのでしょう …
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
そんなもの、できるはずがありません。需要が無いんだから。
バンコクとパタヤはたったの130kmしか離れてなく、バス(ロットー)で十分ですから。
特別列車を走らせる意図が理解できません。
1日1往復の交通機関を利用する客なんていないでしょう。
暇な鉄道オタク以外にはニーズはありません。
バンコクとパタヤを結ぶ高速鉄道(時速150km前後)で、1時間で運行できたらいいでしょうが、運行本数(4両編成で20~30分間隔)が確保されないと、使えません。
国鉄パタヤ駅のアクセスも問題ですが、利用客が増えれば、自然とミニバスやソンテウが増えますから大きな問題にはならないでしょう。
タイでは、高速鉄道計画が目白押しですが、需要があるのは、バンコクとナコンラチャシマ(コラート)路線くらいでしょうね。
バンコク⇔チェンマイなんか、飛行機(LCC)で十分ですから。
パタヤの新幹線は、バンコクーパタヤーラヨーンの高速鉄道プロジェクトのことで、実際に計画されていますね。
バンコクとパヤタ間だけを走るものではありませんね。これからも宜しくお願いします。