低年齢化の強さが目立つ女子プロの近年、あえて大学生になった河本結(ゆい)さん18歳は
異色な存在に映ってしまいます。強い選手は当たり前のようにプロになる女子が多いからかな。
今年の女子プロテストで、最終テストに進んだ105人中43人を占めたのが黄金世代(1998年生)
でした。その内の合格者22名の半分となる11名が合格しプロの門を叩いています。凄いですよねぇ~
トップ合格したのは松田鈴英(れい)さん、ツアー最年少優勝記録を持つ勝みなみさん、5年連続
ベストアマに輝いた新垣比菜さんら合格し、すでにプロデビューしている皆、黄金世代です。
昨年、日本女子オープンを制して、今年は米国ツアーに参戦中の畑岡奈紗プロもその一人ですネ。
河本結さんも黄金世代の一人。でも彼女らと違い、今どきユニークな考えを持っています。
両親の影響で5歳から始めたゴルフ。ジュニア時代の2012年「四国中学校ゴルフ選手権」の優勝を皮切りに
翌年の「四国女子アマチュア」、15年には「四国高等学校ゴルフ選手権」など勝って「四国に河本結あり」と
その名を轟かせました。 そして今は、時折 アマとして推薦枠でプロの試合に出場しています。
<河本結さん>
アマとして活躍を続ける河本結さんですが、今年のプロテストは受験をせずに、4月から日本体育大学
(体育学部体育学科)の女子大生になる道を選択しました。基本的に「ゴルフだけが人生じゃない」という
考え方を持っており、35歳までプロとしてやっても残りの人生は倍以上あるので将来は後進の指導も
したいといいます。プロ1本を考えるという殆どの黄金世代とは違い、人と同じことはしたくないと。
<日本ウェルネス高の練習風景>
高校も最初はゴルフ通信制の日本ウェルネス高に進みましたが「勉学もしたい」と1学期で中退し地元の
愛媛松山聖陵高に転入。ジュニアで「全日制」から「通信制」の転校はあっても、その逆は聞きません。
同大学に進学したのは保健体育の教員免許を取る為もあるそう。「大学生活を送りながら
じっくりと自分のゴルフを作り上げる。力をつけてからQTに挑戦する」そうです。
「一緒に戦ってきたライバルたちが合格して試合に出場している姿を見て、焦りがない
わけではないです」と正直に吐露しています。「この選択は周りの意見ではなく、私が自分で
決めたこと。もう戻れないし、自分の選択を信じています」と信念は揺るがないようです。
将来は「絶対に今年のQTで来年の出場権を獲って、大学生プロとして優勝しLPGAに
入会したいといいます。ツアー優勝者に付与されるプロの会員権使い、同級生と
同じ舞台に立つつもりだそうです。 このような女子選手も応援したくなりますネ …
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