いやぁ~ 残念でした。プラヤド・マークセン選手53歳の大会3連覇なりませんでしたねぇ~
国内シニアの「スターツ シニア ゴルフトーナメント」の最終日、首位をキープしていましたが、
「70」で回り通算10アンダーの3位に終わりました。でも今年も その健在ぶりを発揮しています。
結局、首位と5打差の6位から出た63歳の倉本昌弘プロがこの日ベストの「64」をマークし、通算
11アンダーで首位に並んだ谷口徹プロとのプレーオフを1ホール目で制して逆転優勝。3季ぶりの
シニアツアー通算8勝目を挙げました。日本プロゴルフ協会の会長を務めながら、よく頑張ります。
マークセン選手は相変わらず、日本全国とアジアを駆け巡って戦っています。現在 賞金ランキングの
順位はというと、日本シニアツアーは7位、レギュラーツアーは47位、アジアンツアーは27位です。
日本の選手を含めて、50歳を過ぎて こんなタフなプロゴルファーは 世界でも見あたりませんよネ。
<ジュニアを指導するマークセン選手>
戦績だけではありません。マークセン選手のゴルフへの姿勢は、タイ人の若手プロにも大きな
影響を与えています。処で、現在の日本レギュラーツアーの賞金王って誰だか知っています?
タイの23歳、ジャズ・ジェーンワタナノンド選手の約5,355万円で、2位の今平周吾プロ
(約3,441万円)を大きく引き離しています。ジャズ選手は日本でのマークセン選手を模範
として、日本の文化のことや日本ツアーなどのことを、マークセン選手から学んでいるようです。
<現在 賞金王のジャズ選手>
そして、賞金ランキングの10位(約1,990万円)に躍進している27歳のガン・チャルングン
選手もそうです。この10位の額は、すでに来季のシード権を獲得できる金額に到達しています。
ガン選手は、池田勇太プロが優勝した 先の「~全英への道~ミズノオープン」では、3位タイに
入り、池田プロ、チャン・キム選手(米国)、朴相賢プロ(韓国)と共に、上位4人に与えられる
「全英オープン」の出場権を獲得しています。 これが彼の欧米ツアー初デビューとなるのかな。
<右がガン・チャルングン選手>
今季の男子レギュラーツアーにタイからは、今季の賞金シード65位以内の選手に入った
タンヤコン・クロンパ(10位)、プラヤド・マークセン(64位)、ジャズ・ジェーンワタナノンド
(SMBCシンガポールオープン優勝)、ラタノン・ワナスリチャン(42位)、そして、ファイナル
QTで3位のガン・チャルングン、5位のパヌポール・ピッタヤラット選手の6人が参戦しています。
<身長181センチでタイの飛ばし屋と言われている>
急激にタイ若手の男女が日本を押し寄せ、その実力と成長に日本ツアー全体を驚かせていますが、
マークセン選手の影響大です。もし彼が日本で成功していなかったら、こうにはなっていないでしょう。
女子ではヌック・スカパン選手が下部ツアーのステップアップツアーでは賞金ランク トップを走っており、
男女ともタイ人プロの疾風が吹きだしています。いまや韓国勢よりタイ勢の方が強敵になってきましたヨ。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
が外国人のみならずツアーに参加する選手にとって厳しい制度と成っていますのでスカパン選手はラッキーですね。
プロテスト合格者枠が有り今年は受験対象者も多いので
合格スコアも下がるでしょうから大変です。
まったく同感ですね。 今後を見守りましょう。