タイのHIS(H.I.S.TOURS)は、コロナ禍において「旅行会社からの脱却」というテーマを掲げ、
異業種への参入を積極的に行ない、ビジネスの事業拡大を図っています。 昨日からの続きです。
3月からは、タイ国内で株式会社ロゴス コーポレーション(本社:大阪市住之江区)の
アウトドア用品を輸入し、店舗運営や流通開拓を HISタイが行なう契約を結んでいます。
すでに今月1日には、大型複合施設「ICONSIAM」内にあるサイアム高島屋三階にて、ロゴスの
旗艦店となる1号店をオープンしたと聞いています。販売と同時に、ロゴスのアウトドア用品の
マーケティング活動を担いながら、タイ国内のスポーツ用品店やホームセンターといった
小売業者に対して、ロゴスのアウトドア用品を流通させ、販路拡大を狙うとのことです。
日本では1990年代前半にアウトドアブームが起こり、近年は第二次ブームと言われているようですが、
タイ国では需要があるんでしょうかネ。でもロゴスは、仲間や家族みんなが気軽に自然と触れ合える
時間を持てる「Enjoy Outing!」を合言葉に、韓国・台湾・香港には既に海外進出しており、今後は
東南アジアや欧米などへの販路を広げる計画のよう。東南アジアでは、まずはタイなんでしょう。
確かにタイ国でもコロナ禍により、海外旅行ができない状況ですから旅行形態に変化が
起きているには事実。タイには海あり山あり自然に恵まれた環境にあり、タイの自然を
国内旅行によって、もっと知ろう、より深く楽しもうとする風潮があるようにも聞きます。
海外へ行けない旅行好きの層が、車で出かける近郊旅行が主流になってもおかしくありません。
観光スポットをメインとしたキャンプやハイキング需要が高まる可能性は大かも知れませんネ。
HISも 長年タイにおけるインバウンド事業で培ったノウハウを活用しれば、タイ国において
アウトドア文化の浸透と自然を生かす事業の発展に寄与できるでしょう。またHISが持つ海外
64カ国128都市191拠点のネットワークも強みです。世界に「Enjoy Outing!」を伝えられます。
そして もう一つの新規参入が、学研とコラボして、タイ全土に学研教室を広げていくという
事業だそう。海外・国内旅行をする層と子供を塾に通わせられることのできる層が重なっており、
見識を深められる旅行と教育で養える知見の相乗効果が期待できるといいます。また旅行と勉学を
組み合わせた新たな旅行形態も考えられますものネ。 いやぁ~ 恐れ入りました。明日にまた …
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます