オミクロン株も広まる中、イベントは中止すべき？

　日タイでオミクロン株が広まりつつあります。日本では大阪府の三人が、初の感染経路が

分からない市中感染が確認されましたネ。 タイ国でも初めて入国後に感染発覚が出ています。

 

昨日、「今月11日にベルギーから帰国したばかりの夫婦二人に、オミクロンが検出され、現在

コンケーン県内の病院で治療中」と、明らかになりました。帰国してから十日以上経っています。

　

保健省は、二人の行動履歴を公開し、二人と同じフライトを使用した人などに、電話番号を

記し、連絡をするように呼びかけています。ですが、既に かなり広まっている可能性大です。

 

やはり昨日、アヌティン保健相は自ら、オミクロン株の感染者が累計で104人になったことを

発表しています。いつのまにか104人になっていましたネ。感染者の殆どは、入国・帰国者で、

　

空港到着時の検査では陰性でした。それが入国後、上述の二人のように発熱などの症状で

検査を受け陽性となるケースが複数出初めているようです。同株は発覚も遅いからねぇ～

　

昨日の新型コロナウイルスの新規感染者数は2,532人（死者31人）でした。都県別の国内

感染は多い順にバンコク都が421人、パタヤが位置する東部チョンブリ県が150人です。

全国の2,532人のうち、オミクロン株の陽性者も含まれている可能性もあるでしょうネ。

　

そんな中でも一昨日、タイの観光スポーツ大臣ピパット氏が改めて、”予算 １億

５千万バーツ（約３億４千万円）をかけて、プーケット・チェンマイ・アユタヤなど

四つのエリアにて、観光庁主催のカウントダウンイベントを行なう” と述べています。

　

観光庁主催ということは、外国人観光客をも見込んでいるんでしょう、でも 22日から

「Test ＆ Go」やタイランドパスを一時停止にしていますので、観光収入は期待できません。　

 

昨年は第二波の発生時で、カウントダウンイベントなど、すべてが中止となりました。

今年はオミクロン株も広まりつつあるわけですから、今年も中止にすべきでしょうねぇ～

　

タイ国営メディアNNTが昨日、「保健省が実施した世論調査で、回答者の82％が新年の祝賀

行事での新型コロナウイルス蔓延とオミクロン株を心配している」と答え、「心配ないと

答えた人は、わずか18％だった」と伝えています。国営メディアNNTも同意見のようです。

 

ウイルス蔓延を心配だと回答した人のうち75.7％が、イベントや旅行による人混みが多く

なることを理由に挙げています。また年末年始の予定については、85％の人が「自宅で祝う」

と回答していますからネ。　今年も寂しくなりますが、イベントは中止にすべきでしょう。