いやぁ~ 驚きましたねぇ~ 畑岡奈紗プロが、米国女子ツアーで1977年大会の
樋口久子プロ以来となる41年ぶりの日本勢メジャー制覇にもう一歩、惜しかった!
海外女子メジャー第3戦「KPMG女子PGA選手権」の最終日、強風の中で2イーグル・5バーディ、
1ボギーの「64」とし、23位の9打差を 通算10アンダーにして首位に並んでホールアウト。
が、韓国のユ・ソヨン、パク・ソンヒョン選手とのプレーオフで 1ホール目(18番)で敗退、
惜しくも逆転のメジャー制覇には成りませんでしたが、この爆発力には驚かされますねぇ~
結局、2ホール目(16番)もバーディとしたパク・ソンヒョン選手が大会初優勝を飾りました。
メジャー通算では2017年「全米女子オープン」に続く2勝目。ツアー通算4勝目となりました。
それにしても、畑岡奈紗プロは もうすっかり米国ツアーで場慣れし、自信もつけましたネ。
3日目 8位からプレー、3バーディー、4ボギーの73と伸ばせず、通算2アンダーで首位と
9打差の23位に後退していまいました。ショートゲームが冴えず、良い流れにできなかったよう。
普通なら ここから現状維持が精いっぱいでしょう。が、今年の畑岡奈紗プロは違いましたねぇ~
さぞかしお母さんも驚いているでしょうネ。今年は良い方向に進んでいますが、”海外メジャーで
優勝争いができるほど、そんなに甘くない”と思っていたといいますから。 先週 初優勝した時は
“まさかこんなに早く優勝できるなんて” と安堵の表情を浮かべていたばかりでした ・・・
参戦1年目の昨季は帯同せず、単身米国に乗り込んだ娘を日本から見守っていました。
当時18歳の彼女、6月から7月にかけ7戦 連続で予選落ちしたことがあります。
<一昨年のQTではトップ通過でした。お母さんと>
不慣れな転戦やはけ口のないホテル生活に苦悩したようです。家族に “もう日本に
帰りたい“ と漏らし、号泣しながら電話をかけてきたこともあったと聞きます。
異国での生活は不便なことも多く、その上 人と話したいのに話せないことで、益々 不安定になった
娘を見るにつけ、今年は仕事を辞め、4月から奈紗プロに同行して食事面でもサポートしています。
試合前日は彼女の大好物のカレーライスとから揚げを食卓に並べるそう。また上位で迎えた最終日の
朝は、本人が一番優勝したいに決まっているから 変に意識をさせないようにしているといいます。
奈紗プロも “わたしの好きな美味しいものを作ってくれる。今年はお母さんが来てくれていることが
一番大きい。家族のサポートがなかったら、ここまで来られなかったと思う” と感謝の念を忘れません。
快挙を逃した畑岡奈紗プロは、中継局のテレビインタビューで、“今日だけは自分の予想以上の
ゴルフができたので、悔いはありません” とコメント。 今年はどれくらい活躍するのか。
米国で17勝の岡本綾子プロもメジャー制覇はできませんでした。活躍がとても楽しみです。
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かつては「女・松山」なんて呼ばれていましたが、今や「女・タイガー」と言ってもいいくらいの破壊力です。
100m走・13.5秒の健脚、鋼のようなボデイ・・・怪我が少なそうなスウィング、無限の力を感じます。
宮里藍にはなかった飛距離に恵まれ、パットも上手、「チーム・畑岡」も和気藹藹で精神面も充実し、常勝街道をひた走りそうです。
今回の2位タイで、賞金ランキングはトップのアリヤに次いで2位にジャンプアップし、ワールドランキングも前週の19位から12位に上がりました。
●「KPMG女子PGA選手権」最終日 畑岡奈紗 「64」の動画
https://sports.yahoo.co.jp/video/player/725393
●「KPMG女子PGA選手権」最終日の動画
https://sports.yahoo.co.jp/video/player/725395
身長も低いのに、同感ですねぇ~ 今のアリヤ・ジュタヌガーン選手の最大のライバルになりました。
本当に これからが楽しみです。