タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイで参戦する遼君へミシェル・ウィーからの手紙?

2008年12月23日 | タイから英樹・遼・藍プロを応援!
今 実力も人気も人柄も脚光を浴びている17歳の遼君・・・ もしワタクシが、19歳になった
“ミシェル・ウィー” だったら、遼君にこんな「励ましとアドバイスの手紙」を贈るでしょう。

石川遼プロ 様
                               
はじめまして、私は現在スタンフォード大学に通い、且つ女子プロゴルフファーでもある韓国系米国人
ミシェル・ウィーと申します。19歳になり楽しい学生生活と厳しいプロ生活の両立の毎日を過ごしています。

あなたの活躍は、私のデビュー時と類似していることもあって、また14歳の時には男子ツアーにも参戦
したこともあってか、マスコミの人からの情報もあり、よく存じております。天才スーパー少女と呼ばれた
私の経験が少しでも石川遼さんの参考になればと思い、手紙を差し上げる次第です。

私も4歳の時に父の教えで始めたゴルフですが、5歳の時には100ヤードを越すショットを打ち、地元
ハワイのジュニアの大会では、それまでの記録を次々と塗り替えました。12歳で全米女子ツアーに、
そして、14歳では全米男子ツアーに参戦し、僅か15歳でナイキとソニーと約11億円近い契約を結び
鳴り物入りでプロに転向する、という前代未聞の経歴を持っています。最年少で05年10月のことでした。

当時の私は、恐いもの知らずで「男子ツアーに勝って、マスターズに出たい」と言って男子ツアーに14回も
挑戦し、「私は初がつくことに挑戦するのが好き」などと大胆なフレーズを口にしながら世間をも賑わかせて
ゴルフ界のシャラポアと呼ばれアイドルとなり間違いなくエリート街道を邁進していました。

でも すでに優勝した遼さんと私の大きな違いは、女子の試合では何度も優勝に王手をかけながら目前で
優勝を逃したり、男子の試合では優勝どころか予選通過が韓国での一度限りという結果です。この焦りが
稀に無い「エリード街道」から一般の「登山道」へと変わった大きな要因でしょう。

頂上へ向かう道が二本あるとしたら、一本は最短距離の「エリート街道」と、もう一本は長くて険しい
「登山道」があると言われます。私は、今 プロの洗礼を素直に受けながら、「登山道」という道に
方向転換いたしました。

「焦り」と同時に追い討ちを掛けたのは07年初春の手首の負傷がきっかけで、トレードマークだった
飛距離も大きく縮み、成績も急降下し、あれほど殺到していたスポンサー推薦も皆無に近くなり、アッという
間の転落でした。今や登山道で頂上を目指す一人の普通の女子プロゴルフファーです。でも私はここで
大きな発見をし、また多くことを学びました。

廻りが私を特別扱いすることによって、いつの間にか、私は特別な天才を持った特別な人間と勘違いを
していたのです。でも実は「私は案外、普通なんだ」ということを、エリート街道を転落して初めて
知りました。ここで一つ遼さんにアドバイスです。どんなに廻りが騒ごうが、自分は決して天才でもない
努力を信条とした一学生であり、一プロゴルフファーであることを肝に銘じて欲しいのです!

明日に続く



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マスコミも協力をお願い (ホワヒン)
2008-12-23 10:41:01
良いコメントですね、ミシェル・ウィーを例にだして非常にわかりやすい。

マスコミにも(日本のゴルフ界の新星を)見守って育てあげるくらいの余裕をもって扱っていただきたいですね。
返信する
ホワヒンさん (nagaichi)
2008-12-27 23:24:13
アマタでの石川遼くんへの応援お願いしますね。

あとマークセン選手との再会が楽しみですね。
宜しくお伝え下さい。
返信する

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