ゴルフの上手い人は 記憶力がいい、って！

　　
　「全米プロゴルフ選手権」の２日目に、メジャーでの18ホール最少スコアのタイ記録となる
“63” を出した岩田寛プロ。インタビューでホール毎にバーディの内容を振り返っていました。

よくホール毎の内容を覚えていると感心します。プロは誰でも そうなんでしょうが、アマチュアでも
上級者はそうですネ。よく ゴルフは頭との勝負、頭のいい人が上手い、ゴルフが上手い人は記憶力がいい、

　

なんて話を聞くことがあります。 “ゴルフは記憶力のゲーム” なんてことも言いますし。　
ゴルファーと記憶力の関係については、非常に 興味深い話は多いですよネ。

ゴルフ用語の「ホールバイホール」とは、ホールごとのショットの内容を指しますが、一流選手ほど
ホールごとの状況を正確に記憶し、丁寧になぞることができるといいます。逆に記憶力の悪いゴルファーは、
例えばトラブルにはまったときに、過去の失敗の教訓を生かすことができずに同じミスを犯してしまいます。

そう言えば、ワタシが親しい片手シングルのＭさんは、自分のゴルフだけでなく同伴競技者のホールごとの
スコアもしっかり覚えています。ゴルフ終了後、ビールを飲みながらプレーを振り返っていると、自分の

　

ホールごとのショットの内容は 勿論、同伴者の内容まで覚えています。他人の一打 一打を
監視しているわけではなく、自然に記憶してしまうといいます。　

ラウンドの後に 「長一さんよ、５番ホールのセカンドショットは良かったな～」 なんて、お褒めの言葉を
頂いても、５番ホールがどんなホールだったのか、セカンドショットがどんなショットだったのか、

褒められた自分がピンと来ず、会話がチグハグなことに なってしまったりします。これが
いわゆる 「ゴルフIQ」 ってヤツなんでしょうネ。　皆さんのゴルフIQはいかがですか？

　

Ｍさん曰く「ゴルフは記憶力が悪い人は上達しない。記憶力が悪いというよりも 記憶しておこうとする
意識がないからだ」と言い切ります。良いショットも悪いショットも その時の状況を記憶しておこうと

意識するだけで、少しずつ 風、ライ、使用クラブ、その時の気持ちなど記憶されていくと ・・・　
そして、それが次のラウンドや状況に活かせるのだと、説明してくれました。敬礼したくなりました。

　

当然、スコアも気にはなるそうですが、ミスをした時には次回のプレーに活かせることも考え、18ホールを
回りながら、何に注意して何を考え何を今日覚えたか、これを繰り返してやっていると、記憶力もよくなる
といいます。　要するに もっと真剣に やれ！ って、言いたいんでしょうねぇ～ （苦笑）

将棋や囲碁の世界でも、過去に対戦した棋譜を完璧に記憶しているプロが多いと聞きます。
彼らによれば「過去の棋譜を覚えていないと、相手が仕掛けてくる罠にハマってしまう。

　

将棋に勝つために記憶力は不可欠」だ ・・・　“ゴルフは いかにミスを少なくするか”という
スポーツでもありますしネ。　ゴルフも将棋や囲碁も、ミスを記憶力にどう繋げるかなんでしょう。
模範としたいですけど、もう遅いでしょうか ・・・　　ゴルフIQをチェックしましょう。　　



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