緊急事態発生ですネ! 昨日午後7時ごろ、バンコク都心の複合商業施設セントラルワールドに近い
「エラワン廟(寺院)」で爆弾が爆発し、現時点で19人が死亡、123人以上が負傷しています。
負傷者の中には重傷者もおり死者がさらに増えるでしょう。爆弾は時限爆弾で、エラワン廟の
フェンスに仕掛けられていたようですが、車もしくはオートバイに仕掛けられていたとの情報も …
この爆発で、現場周辺は立ち入り禁止となり、アマリンプラザ、ゲーソンプラザ、セントラル
ワールドなどの大きなデパートは閉店時間を早めました。その後、戦勝記念塔周辺で爆発物と
疑われるモノが見つかっており、政府が指揮する爆発物処理班が全力で対処しています。
多くの外国人観光も事件に巻き込まれているようですが、日本人では安藤紘太さん31歳が腹部に
大けがを被い出血多量で重体ですって。 手術を受けていますが心配されますねぇ~
今回使用された爆弾の種類はまだ特定されていませんが、タイ観光に打撃を与え、軍政のイメージを
ダウンさせるのが目的の可能性が高いですネ。バンコク市内のど真ん中の事件だけに、バンコク市内と
周辺に非常事態宣言が発令されるのは必須しょうネ。 せっかく 外国人観光客が戻ってきたばかりなのに。
この場所は外国人がよく利用する高級ホテルが並び、日系百貨店の伊勢丹など多数のテナントが入る
巨大商業施設「セントラル・ワールド」も現場の直ぐ近くで、ラチャプラソン交差点と呼ばれています。
よって このエリアは、外国人観光客のスポットでバンコク市内でも最も監視カメラ(約1,500台)が、
多く設置されており、軍事政権も1番気をつかって来たエリアで、まさかここに爆弾が仕掛けられたとは。
しかも、この一帯はこれまで繰り返されてきたタクシン元首相派と反タクシン派の政治・社会対立で
双方がデモを行なった象徴的な場所です。時に占拠や流血の武力鎮圧も起きたエリアでもあります。
しかし、昨年5月のクーデター以降は軍が治安維持権限を完全掌握し、一定の安定が保たれていました。
それだけに、今回の爆発の市民や在留外国人の衝撃は計り知れませんねぇ~
事件を知った在留邦人たちは、早速 今日行なう予定だった日本人ロングステイのゴルフコンペも
中止になったり、慌ただしい日常になっています。 これから来タイする旅行者の方々、正しい
情報を入手しながら気をつけて来て下さい。 当ブログでも追って情報を書いていきます。
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