タイで牛丼戦争勃発か・・・

　　
　タイでも 牛丼戦争が始まりましたねぇ～　　カレー ラッシュの後は、牛丼ラッシュです！
先月末に 大手牛丼チェーン 「吉野家」 が、タイ進出1号店を オープンしました。　

吉野家ホールディングスの100％子会社 「吉野家インターナショナル」 とフランチャイズ契約を結んだ
タイの大手外食グループ 「セントラル・レストラン・グループ（CRG）」 が運営し、５年以内に10店舗
体制を 構築し、チェーン展開を 目指すとのこと。　年内に４店舗を オープンさせる計画だそうですヨ。

吉野家インターナショナルの店舗は現在、中国・香港・台湾・シンガポール・フィリピン・インドネシアにも
展開しており、北米のアメリカ ヨシノヤ インクの店舗を 含めると海外店舗数は 約450店に上るとか …

　

ところが その約一か月前に、外食大手ゼンショーが展開する牛丼チェーン 「すき家」 がタイ進出1号店を
オープンしているんですネ。　地元に密着したメニュー開発を 心がけていることによって、今では客の

９割がタイ人で、その殆んどがリピーターだといいます。　カップルや家族連れを中心に週末も客足が
途絶えないようで、出足は良好のようです。　２号店、３号店を 出す強い手ごたえを 感じているとか…　

　

が、更に その半年前、日本をテーマにしたショップ ＆ レストラン施設 「日本街」 スクンビット 26に
現地の牛丼専門店 「牛野家（ぎゅうのや）」　が、オープンしていたんですねぇ～　同店は、タニヤ通りと
RCAのドライビングレンジ内に続く三店舗目となりますが、確か RCA内は閉めていたと思います・・・

牛野家は、タイ・コピー立国らしく、看板のデザイン、丼、営業スタイルまで 「吉野家」 にそっくりで、
「味も本家に似ておいしい」 という評判です。　特にタニヤは、日本人の間で人気があるお店でもあります。

　

現地の牛丼専門店、もう一つありましたネ。　タイ人の富裕層を 狙った 「キン肉牛丼」です。　

ここで、値段と特徴を 較べてみますと・・・

　　　　　　　　　　値段（バーツ）　　　　お客の対象　　　　　　 場所
吉野家　　　　　　並109 大盛139　　　一般タイ人　　　　　バンコク郊外
すき家　　　　　　並69 大盛89　　　 　一般タイ人　　　　　 バンコク郊外
牛野家　　　　　　並120 大盛160　　　日本人　　　　　　　 日本人街
キン肉牛丼　　　　　　175　　　　　　 　富裕層のタイ人　　 BTSアーリー駅近くのビル

キン肉牛丼が一番高くて、日本円で約440円ですかネ。　さぁ～て、お味の方はどうでしょう？

　

実は 本家 「吉野家」 は、17年前の1994年に 一度 タイに進出しているんですネ。　現地との合弁で
一時は６店舗を 展開していましたが、中国系タイ人などは 牛肉を食べない習慣があったり、その後
アジア通貨危機の影響を 受け撤退しているんですネ。　一号店はシーロム通りにあったと思います。

はや　時代は変わりました！　若い人の牛肉への抵抗感も薄れ、日本食ブームも やってきて、中間層も
増えた 今　大手が宣伝広告も やるはず、きっと 牛丼も タイ人の間で定着するでしょう…　




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