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タイ航空が再建の見通しがつき 航空ランクも上がるかも?

2023年02月12日 | タイの名所、名物、料理

 英国に拠点を置く航空サービス リサーチ会社・スカイトラックス(Skytrax)が、毎年恒例の

「Skytrax World Airline Awards 2022」を発表しています。 22年度もベストテンに全日空と

 

日本航空が入っていますネ。今回は21年9月から22年8月にかけ、世界100カ国1,400万人を

超えるユーザーから得たアンケート結果と独自の調査に加えた航空会社のランキングです。

 

 <全日空は三つの部門で1位を獲得しました>

総合ランキングのベストテンは、カタール航空・シンガポール航空・エミレーツ、4位に

全日空、カンタス航空・6位に日本航空・ターキッシュ エアラインズ・エールフランス・

大韓航空、10位にスイス インターナショナル エアラインズ の順位となりました。

 

タイ国からの最高位はバンコクエアウェイズの23位でした。タイ国際航空は、客室乗務員の

評価では4位に入り高評価を得ています。また 機内客室の衛生・清潔のランキングでは13位に

 

入りましたが、総合ランキングでは46位でした。以前は もっと上位に入っていたんですがねぇ~

World Airline Awards SKYTRAX ランキング  ➡  https://www.worldairlineawards.com/

 

そう言えば、2月1日付でタイ国際航空の最高経営責任者(CEO)に就任したチャイ・

エアムシリ氏が9日に記者会見していました。経営運営も良い方向に進んでいるようです。

 

赤字続きだったタイ国際航空でしたが、20年にコロナ感染拡大の追い打ちで経営破綻し、

現在は、人員削減や路線再編を柱とする事業再生計画を実行中です。昨年は経営不振

 

 <チャイ・エアムシリ氏>

企業の再生手法の一つ、債務(借金)と株式を交換する債務の株式化で 債務超過を

解消できる方向となり、25年には再建を終えられる見込みとしていました。

 

それがコロナウイルス対策の規制緩和で、予測以上に航空需要が回復しており、従来の

想定より一年前倒しでき 24年に完了する見通しが立ったようです。就任したチャイ氏が

 

会見で、“計画の進捗は7割に達した。年内に中国や日本との路線を増便し、停止中の

株式も25年に取引を再開させたい” という意向も明らかにしました。 良かったです。

 

 <新たなタイ国際航空の経営陣です>

チャイ氏は1月末までタイ国際航空の最高財務責任者(CFO)を務めていましたが、20年

4月に当時のスメートCEOが辞任して以降、CEO職は空席でした。 昨年11月にCEOの

公募に応じた社内外の53人の中から選ばれ、今回の就任は内定していたようです。

 

チャイ氏は路線について、中国からの団体旅行を見据え、年内に北京や上海など5大都市への

就航を計画し、日本からは都市数よりも運航頻度を増やしたい意向のようです。羽田や成田、

 

関西国際空港などの路線を増便するそうで、全体の路線数は23年に19年比65%、25年に

同85%まで回復を見込んでいるといいます。 これで航空ランキングも上がって行くかな?  



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