2月に行なわれるであろう総選挙に、プラユット首相は着々と準備を進めているようです。
そんな中 先週18日かな、亡命中のタクシン元首相が滞在先の香港で、共同通信の取材に応じ
大きな波紋を呼びました。 曰く「タクシン派のタイ貢献党を柱とする反軍事政権勢力が、
500議席中300を獲得すると信じている」と、政権奪還に強い自信を示したというのです。
<相変わらずお元気です>
タクシン氏は「軍政下では真の民主主義は期待できない」と主張。 政権奪還後の首相復帰は
「望んでいない」としながらも「国民が必要とし、私が国の役に立てるなら、やれることはやる」
と含みを持たせた話し方をしていました。 この発言を受けてタイ政府も 早速 動きましたネ。
22日、プラウィット副首相 兼 国防相は「タイ貢献党に対するタクシン氏の影響力を
調査するよう」選挙管理委員会に要請しています。タイの政党法には「国外に住む者が
タイの政党を支配することを禁じた」一文があります。それに触れるというのです。
<タイ貢献党の党員>
違反が認定されれば、来年に予定されている総選挙を前にタイ貢献党は解党されることだって
有り得ますからネ。早々にタイ貢献党のウィロート党首代行は「タイ貢献党を陰で操っている
のはタクシン氏」との見方を全面的に否定しています。「無関係」を繰り返し訴えていました。
でも実際には、党幹部が香港までタクシン元首相に会いに行ったりしていますからねぇ~
勿論、プラユット首相初めタクシン氏が、タイ貢献党を実質的に支配していると見ています。
「面会は個人的にタクシン氏を尊敬しているからであり、指示を仰いでいる事実はない」と
必死に事実関係を訴求。否定すればするほど、苦しい説明になっているようです(苦笑)。
ところで、プラユット首相が、フェイスブック(FB)に新たに個人のページを開設しましたネ。
プラユット氏は既に、首相府の担当チームが運営するFBのページを持っていますが、今回の
FBは「個人のもの」だそうです。「国民とのコミュニケーションのため」としていますが、
総選挙を睨んだ「政治活動の一環」と見られ、多くの反政府勢力は批判と反発をしています。
そりぁ~ 他党は怒りますよネ。クーデター以降、長らく政治活動を厳しく禁じてきましたし、
総選挙が近くなった最近では、政党の役員選出などは認めていますが、ソーシャルメディアの
活用を含む政治キャンペーンなどは、できないままですからネ。これは非常に不公平です。
プラユット氏が、親軍政党と連携して総選挙後に首相に就くシナリオを描いているのは
誰でも知っている既成事実。 それだけに、軍事政権と対立するタイ貢献党はじめ他党は
「総選挙に向けたキャンペーンを自分だけ先行させるのは不公平」とクレームしています。
FBを開設した途端、20万人近くが「いいね」をしたといいます。気分を良くしたのか「もし提案や
意見あれば、私に直接 言ってほしい」と書き込み、ツイッターやインスタグラムも開設したようです。
ご本人は選挙に出る意思がないので、これは選挙活動とはならないんですネ。実質は政治活動
みたいなものですが、違法ではないわけです。中々、プラユットさんって賢いですよネ。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
これからも 宜しくお願いします。
当局は歌詞が「国への中傷であり、国家にダメージを与えている」と批判。法令違反にあたらないか調べ始めた。
制作したのは「独裁に反対するラップ」と名乗るグループ。10人のラップ歌手が代わるがわる「私の国の議会は兵士たちの遊び場」「私の国は、あなたののどに銃を向ける」「自由があるというが、選ぶ権利を与えない」「警察は法律を、人々を脅すために使う」などと訴える。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000022-asahi-musi
★大ヒット中のラップ
https://www.youtube.com/watch?v=VZvzvLiGUtw
「独裁に反対するラップ」と名乗るグループはどの勢力と繋がりがあるのか?サミットグループの御曹司の新党? タクシン派?