スワンナプーム国際空港の通信速度が 世界一速いと評価されるより、通信速度なんて
普通で良いから、もっと他のことで評価されたいですよネ。 昨日からの続きです ・・・
羽田空港が3年連続で世界最高水準である 「5スター (五つ星) エアポート」 を獲得できた理由は、
日本空港ビルディングと東京国際空港ターミナルが、“おもてなし” を取り入れたCS (顧客満足度)
<羽田国際空港>
推進活動など、利用者目線に立った改善に取り組み、独自のサービスを追求してきたからだといいます。
よって、館内の清潔さや保守管理、スタッフのサービス水準などの項目で高い評価を得たようです。
そう言えば、スワンナプーム国際空港をはじめ、タイ国内6空港を管理するAOT (エアポート・オブ・
タイランド) は、今年8月の同社が管理する空港の利用者数が、前年同月比9.18%増の1,047万
3,197人となり、今年1月~8月の同利用者数は12.22%増の8,210万7,794人となったと報告してます。
相変わらず各空港での利用者が増えているようですので、より充実したサービスが求められます。
<新プーケット国際空港>
南部プーケット空港では、新国際空港の新旅客ターミナルが16日に開業しました。 航空会社
35社、チェックインカウンター96箇所、出国審査カウンターを34箇所が完備し、年間で空港
利用者を1,250万人まで増加させる方針だそうです。 旧空港は国際空港にしては小さかった
ですから、これで混雑解消が期待されるでしょう。 サービスなどソフト面もお願いしたいですネ。
<プラユット首相も出席した着工式>
そうそう、タイの玄関口となるスワンナプーム国際空港も、人が多く集まる新コンコースや旅客ターミナルの
拡張工事が開始され、去る14日、プラユット首相・アーコム運輸相らが出席し、空港拡張工事の着工式が
行なわれました。 同空港のセカンドステージの始まりですヨ。 これを機にCSを高めてほしいですよネ。
現在は、年間4,500万人の旅客処理能力ですが、年10%のペースで増加し、今や5,200万人に達していると
いいます。 それを総工費は625億バーツ (約1,875億円) かけて、年間6,000万人に引き上げるとのこと。
今年の2月かな、国際航空運送協会 (IATA) は、スワンナプーム国際空港の安全面や施設の問題点を
指摘し、タイ政府に早期解決とターミナルの拡張、第3滑走路の建設を急ぐべきと促していましたが ・・・
々
空港の北側に28の駐機スポット・搭乗橋を備えた4階建てのコンコースビルの新設、既存の旅客
ターミナルの東側を拡張し、コンコースビル、既存の旅客ターミナルとコンコースビルをつなぐ
地下道の建設、全自動無人運転車両の導入などが予定されています。 これは期待されますネ。
2019年11月に完成予定ということですから、1年遅れるとして、ちょうど東京オリンピック
開幕の20年10月にはタイの人たちも、ここから発着できそうですヨ。
いつもシンガポール空港との比較をしてしまうのですが。
タイ航空のチェックインカウンターもいつも長い列で30分かかるのは当たり前。
日本の空港もシンガポールを見習ってほしいものです。政治家、関係責任担当者などはみているはずだが 一向に改善の兆しがありません。