タイで開催されたフットサルの悲話とは？

　　
　タイで行なわれていた 「2012 FIFA フットサル ワールドカップ （Ｗ杯） 」、日本は初の決勝
ラウンドに進出しましたが、ウクライナに３－６で敗れ、８強入りはなりませんでした。

今大会最多の７度途中出場した45歳の三浦知良選手のお陰で、フットサルもかなり知られるように
なりましたよネ。　2020年の同Ｗ杯を 日本で開催できるよう働きかける話しも出ているようです。

　　
＜三浦知良選手だけが目立っていましたねぇ～＞

今回、日本の決勝進出で　一試合勝つごとに残念がっている会社もありました。　あるテレビ局の
撮影隊一行のコーディネーターを 請け負った会社Ａの話しです。　まさか決勝に進出するとは思わない

テレビ局は フットサルにかける予算が減り、その滞在費などを Ａ社に値切るワケですネ。　勝てば
滞在費が延びますから、試合が進めば進むほど 人件費も出ないと、Ａ社は 嘆いていました。　

　でも 面白いというか、不思議な気分でしたヨ。　普通 日本チームが勝てば、喜ぶのに 「オイ、また
勝っちゃったよぉ～」　と、嘆息を もらしていたんですからネ （笑）。　まぁ～ こんな裏話も現地に

　
＜とても45歳とは思えない動きでした…＞

いないと知り得ませんものネ。　日本のテレビ局も予算が無いからと言って、現地のコーディネーターに
コストを 叩く現状は、何とかしてあげてほしいと、常々思っています。　

今 どこのコーディネーター社も 喜んでテレビ局の仕事を やる所は少なくなっています。　面倒な手配や
注文も多く その上 コストを 叩きますからねぇ～　　それこそ 談合して見積もりコストの最低金額を
決めてしまえばいいのに、なんて思いますが、今までの長い付き合いもあったりして、難しいようです。

　さて、もう一つお粗末な出来事がありましたねぇ～

　
　＜会場となる予定だったバンコク・フットサル・アリーナ…＞

今回のＷ杯フットサル・決勝大会のメイン会場となる予定の 「バンコク・フットサル・アリーナ」 が、
せっかく13億バーツ （約34億円）　もかけて建設していたのに、“間に合わなくて” 全く使用できない
と言うんですからねぇ～　まぁ～　タイらしいと云えば　タイらしいんですが、Ｗ杯ですからねぇ～

工事は遅れに遅れて完成は したんですが、FIFAがチェックした結果、安全面で不安な要素もあり、使用
出来なくなりました。　今度は スクムパン都知事が、試合会場として使用しないと決定したことに対し、
バンコク都庁が損害を 被ったとして、FIFAを 訴える考えを 明らかに … お門違いでしょうに！

　
＜スクムパン都知事（民主党）とタイ貢献党のインラック首相…＞

　都庁も 「ある程度の遅れはあたりまえの話し」 と開き直って、「会場の安全性についてもタイの関係
当局から承認を 得ている」 と言っても、決めるのはFIFAでしょうに！　明らかに都庁のミスですねぇ～

政権党のタイ貢献党は、都庁側に至らないところがあった可能性があるとして、調査する構えを見せて
いるそうです。　来年にはバンコク都知事選を 控えていおり、スクムパン都知事は民主党、ライバルの
インラック首相は貢献党で犬猿の仲です。　貢献党にとっては格好の攻撃材料になりそうですヨ。
　この問題、尾ひれがついて　まだまだ　ゴタゴタが続きそうです！！　　


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