ちょっとしたマナーやルールを知らないだけで、恥をかいてしまうのがゴルフです。
ゴルフが終わって、Yさんは上級者のSさんに まだ 聞きたいことがあると、一杯
やりながらのゴルフ談議となりました。 昨日からの続きです ・・・・
Yさん36歳は、ゴルフを始めて1年と7カ月。現在の平均スコアは100前後で、月に4回のペースで
ラウンドしているそうです。Sさんにグリーン上でのマナーなどを指摘され、打ち方の技術云々よりも
ゴルフのマナーやルールを、もっと勉強したいと考えるようになったようです。良いことですよネ。

その折、こんな質問をしていました ・・・
「自分は、いつもグリーン上に上がってくるのが 一番 最後となるんだけど、そんな時に留意する事は
なんですか? また マナーも 教えてほしい」 と … どうです? こういう心がけが大切ですよネ。
Sさんは、「初級者は グリーン上でどうしても打ち急ぐけど、パターにも打つ順番がある。 自分の
番ではない時に、打ちたい方向を定め、もし邪魔にならないようならボールをセットしておく。
自分の番がきたら、すぐに打てるように準備しておくことが重要で、これができていないゴルファーが
実に多い。 ゴルフの上手い人でもデレデレしているゴルファーを よく 見かけるので注意したいね」

さらに「グリーン上では ラインを読んだり、他の人のパッティングをみて情報を仕入れたり、
芝目を読んだり、傾斜を確認したり、やることが沢山ある。 グリーンに上がるまでにいくつ
打ったか、なんて数えている暇などないよ! それでなくとも、まだ 初級者のプレー自体が
遅いんだから・・・ グリーンに上がるまでに、バタバタと同伴者に迷惑をかけているんだし、
パットの時に時間をかけるなんて、とんでもないこと!」と、手厳しい返答でした ・・・

そして「いいかい、初級者は下手なんだからプレーが遅れるのは、止むを得ない。遅くなっても
次の動作を手際良く、速め速めに動けていれば、同伴者は逆に “ゆっくりやればいい” と、声を
かけてくれるもの」。 スロープレーとなって迷惑をかけない、という意識が大切と言っていましたネ。
最後にYさんは「グリーン上でカップまでの距離を歩測する時、注意することは何ですか?」と。
これもなかなか良い質問ですネ。 Sさん曰く「歩く時はこんなマナーだけは気をつけらいい」と。

* 順番の人の邪魔をしないように、そ~っと 歩くこと!
* 同伴者がパッティングをしようと アドレスに入ったら、動いてはいけない!
* 人のボールとカップを結ぶ延長線上 (パッティングライン) に立ってもいけない!
(その人の後ろでも前でも その線上にいる場合は、そこから移動すること)
Sさんは、これらを意外と守っていない人が多いと嘆いてもいました。これはグリーン上の基本的な
マナーなので、必ず守るように伝えていましたネ。 気がつけばワタシも ついつい しでかしている

マナーの基本でした。 偉そうにゴルフの話を書いているワタクシですが、次の機会には、他の
マナーやルールも聞いていきましょう。 何かお気づきの点がありましたらお願いします。


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



ゴルフの楽しさに水を差さないようマナーは大切ですね。ご指摘の項目以外に、ビギナー、上級者問わずグリーン上で身につけるべきは以下の2点かと思います。
1.自分で付けたボールマークは直す。タイではキャディさんの仕事ですが、プレーヤーは自分の責任として見逃さないことが肝要です。ボールマークの問題はセルフプレーの多い日本の方が深刻で、修復用のフォークさえ持っていないプレーヤーがいるため、ボールマーカーや鉛筆と並んで、グリーンフォークを無料配布しているコースもありますね。
2.靴でグリーン面に引っかき傷を作らない。摺り足で歩く癖、ラウンドの疲れ、大たたきのショック等、いろいろな原因がありますが、1回のダメージが大きい点、無意識でやってしまうことが多々ある点で、ボールマークより重要なマナーかもしれません。競技ではボールマークは修復できますが、スパイクマークは修復できませんものね。余談ですが、タイでは普段サンダル履きの人が多いせいで引っかき傷が多いとの、ホントかどうかわからない笑い話を聞いたことがあります。
傷一つない絨毯のようなグリーンに立つととても豊かな気持ちになりますね。
私も書こうと思っていたことでした。
有難うございます。