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タイのセブンイレブンとローソン、こんなに差が ・・・

2017年10月01日 | タイの名所、名物、料理
 
 タイのセブンイレブンの店舗数が、昨年末から465店増加し6月末で1万7店となっています。

世界の店舗数は6万2,935店で、日本が1万9,588店で最多。以下、タイ、韓国(8,943店)、
米国(8,454店)、台湾(5,161店)、中国(2,377店)、マレーシア(2,186店)、フィリピン
(2,087店)と続きます。 こうして順位を並べてみると、タイのその多さに驚きますねぇ~ 

 

最近の1店あたりの1日の売り上げは平均7万9,613バーツ(約27万円)で、客数は1,194人。
ちなみに日本は66万円前後で、客数は1,000人を超えるくらいですから客数はタイと変わりません。

タイのセブンイレブン(CPオール社)は1989年(28年前)、米国サウスランド社とフラン
チャイズ契約を締結し、パッポン通り(現 タニヤ)に、同年6月1日 タイ初の店舗を
開設しました。ちなみに日本初(東京・江東区豊洲)は1974年(43年前)5月15日でした。

タイのガソリンスタンドではコンビニが付きものですが、1万店の1割(約1,100店)に当たる
店舗がPTT(タイ国営石油会社)のガソリンスタンドにあります。PTTはCPオール社と

 
 <PTTガソリンスタンドにあるセブンイレブン>

店舗ごとに10年契約を締結してセブンイレブンを出店していますが、順次 自社のコンビニ・
ジフィー(Jiffy)に切り替わっていくという噂も報じられていました。が、その後は?ですネ。

時折 見かけるジフィーは149店ありますが、元々米国系コノコフィリップスのガソリンスタンド「JET」に
あったものを、PTTがガソリンスタンド事業と共に2007年に買収して以来、PTTが運営しています。

タイのコンビニはセブンイレブンが一人勝ちですが、近年はローソンが目立ってきています。タイの石油
製品販売会社・SUSCOは自社のガソリンスタンドに「ローソン108」のフランチャイズ店を出店させます。

 
 <中国にあるローソン>

実はローソンは1990年代に海外展開に乗り出しましたが、日本のノウハウをそのまま持ち
込めば成功できると考えてしまい、習慣、商慣習、地場の小売業との競争など、他国の経営

環境を前にして大苦戦し、つまずきの連続だったといいます。それを失敗の糧に今は、現地の
従業員に日本式のいいところをピックアップしてもらう方法を取って変わってきているようです。

遅れを取っているローソンが、13年にタイ1号店をオープンしたのがローソン108です。でも4月
30日で90店ほどしかなく、本年末までに100店舗、20年までに500店舗を目指していると聞きます。

 

合弁相手のサハグループ(タイ消費財大手)が展開するコンビニ「108ショップ」が600店舗あり、
うち260店舗は順次「ローソン108」に転換していく予定となっています。でも遅れているようですネ。

ところで108とは、どんな意味があるのかというと、タイでは仏教に由来するよう。108といえば
煩悩の数ですが、その中に「すべて」という意味もあり『コンビニの店舗面積は小さいが、タイの
消費者が生活に必要な「すべて」を取り揃えよう』とする意味も込められているそうです。
 サハグループが真剣に動けば、今後のローソン108は急激に増えていくでしょうネ。  



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