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ワチラロンコン皇太子がラマ10 世王になられました!

2016年12月03日 | タイの出来ごと、あれこれ
  
 1日、ワチラロンコン皇太子 (64) が、タイのチャックリー王朝のラマ10 世王に即位されました。

プミポン前国王が10月13日に死去されて以降、国王の座は約2ヶ月空席でしたが、新国王の
ご誕生で 正式名は、マハ・ワチラロンコーン・ボディンドラデーバ・ヤワランクン 国王
(His Majesty King Maha Vajralongkorn Bodindradebayavarangkun) となります。

 

立法議会のポーンペット議長、暫定政府のプラユット首相、そして最高裁のウィラポン長官の
3名が、摂政を務めているプレム前枢密院議長に案内されて皇太子に謁見しました。 
3名は正式にワチラロンコーン皇太子に国王即位を要請、皇太子もそれを受け入れました。

即位要請を受け入れたラマ10 世王は、「私は 国王即位の要請を受入れ、タイ全国民の幸せと
利益のために、国王としての務めを果たします。」 と述べられました。 確か 12月1日は、
10月13日に崩御されたプミポン前国王の50日目の特別法要が催された日でもありましたよネ。

 

前国王が10月に死去した後、王位が一時空位となったため、憲法の規定に従い枢密院議長の
プレム氏が暫定的に摂政に就いていました。 しかし、プレム氏は新国王が決まった際、

議長辞任を申し出ていました。 が、ワチラロンコン新国王は故プミポン前国王の側近だった
プレム氏 (96) を再任した、というニュースも流れていましたネ。

なお 「戴冠式日」 は、来年に予定されている前国王を火葬に附した後に、執り行なわれるそうです。
タイにおいては、定められた法的手続きによって国王として正式に 「即位」 し、その即位を大々的に

 

宣明するために執り行なう儀式が 「戴冠式」 です。 もともと戴冠式は、宗教上の最高権威者から、
国王即位者が権威の象徴である冠をかぶせてもらうという西欧の儀式だと聞いたことがあります。

ワチラロンコン新国王は、言うまでもなく 故プミポン前国王とシリキット王妃の長男として
バンコクで生まれ、姉1人妹2人がいらっしゃいます。 英国の学校に通った後、豪州の陸軍

 新国王

士官学校で学び、1972年に皇太子となり75年には陸軍情報局の軍人として公職に就きました。
現在も陸海空3軍の大将の肩書を持ち、ヘリコプターやジェット機の操縦もされるようです。

日本を訪れることもあり、天皇陛下のご次男 秋篠宮文仁親王さまとも
親交が深く、90年11月には天皇陛下の即位の礼で来日されていました。 

 

3度の結婚で5男2女をもうけましたが、現在は独身です。 これまでは子供らが住む
ドイツなど、海外に滞在することが多く、王室行事などを通じた存在感はプミポン前国王の
次女シリントン王女 (61) らの方が高かったと思います。 これからは変わってくるでしょう。

 国民すべてに敬愛されていたプミポン国王の崩御後、これまで 「喪に服する」 雰囲気
一色だったタイが、これから どう変化していくのか、我々 外国人も気になるところです ・・・  




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