フランスの空港で、タクシン氏がインラック前首相に駆け寄り、抱擁する感動的なシーンが
タイの新聞に掲載されました。 しかし、今の時期に 大胆な行動を とるものですねぇ~
明日の26日は 兄のタクシン氏が65歳の誕生日で、誰もが 「タクシン氏に会うために渡航する」 と
分かるのに、プラユット議長は 息子のノーンパイ君と一緒に 20日間 (8月10日帰国予定) の
訪欧許可にOKを 出しました。 インラック氏の海外への渡航は 禁じられていたはずですが …
<苦労かけたな、そんな気持ちが伝わるタクシン氏の抱擁です…>
再会するにして、せめて “密会” ですよねぇ~ インラック政権が崩壊して、まだ 数カ月しか
経っていません。 この画像を 見て、タイの人達は 何を 想うのか、興味のあるところです。
23日、インラク前首相が一人息子とともにタイを 出国し、空路フランスに向かいましたが、彼女には
事実上のコメ買い取り制度であるコメ担保融資制度を めぐる職務怠慢容疑などで、近く訴追される
見通しです。 訪欧した後、このまま事実上の海外亡命生活に入るという憶測も出ていました。
<渡航許可のOKが出てVサインのインラック前首相…>
そんな中でのタクシン氏との再会です。 逆かも知れませんネ。 このような写真を 公開する
ことによって、“海外亡命生活に入ることなんてしない” という意志表現なのかも知れませんネ。
この写真は、昨日 タクシン氏の息子であるオーク氏 (パーントーンテェー氏のこと) が、
投稿を 通して、あえて 二人が駆け寄り抱擁するシーンを 広く公表したようです ・・・・
インラク前首相は、25日にパリの高級ホテルで行なわれるタクシン氏の65歳の誕生日会に
タクシン氏の元妻、子供らとともに出席し、その後、英国・ドイツ・ベルギー・米国を 回り、
<元夫婦も久しぶりの再会?>
8月10日に帰国する予定とのこと。 数カ月前に、軍のクーデターによって、首相を 追われた
立場の者が、各国を 歴訪するなんて、凄いことだと思います。 それにしても大胆な行動です。
プラユット議長が渡航許可を 余りにも 簡単に出すものですから、軍政がインラック氏の
海外亡命を 働きかけているのではないか、なんて噂が流れていた最中での出来事でした。
憶測を 深めれば、軍政を 率いるプラユット議長には、タクシン派の時代と、それに
関係する人たちは、“もう過去のもの” という判断があるのやも知れませんネ。
<クーデター後 初めて国王に謁見するプラユット議長…>
22日に、タイ軍事政権の国家平和秩序評議会 (NCPO) は、暫定憲法を 公布しました。 これに先立ち、
プラユット議長は、フアヒン で静養中のプミポン国王に謁見し、暫定憲法案について承認を 得ています。
プラユット議長 (陸軍司令官) が、公の場で国王に面会するのは、クーデター後 初めてです。
その全48条で構成される暫定憲法には、「平和や国家安全保障を 損なう行動を 防ぐ」 という目的で、
”NCPO議長は 立法・司法・行政のいかなる行動も阻止する命令を 出すことができる” と規定され、
事実上、プラユット議長対し、「暫定首相に優越する権限を 付与する」 内容となっていると聞きます。
<大変な権限を 持ったプラユット議長です…>
これによって、NCPO議長は絶大な権限を 保持することになり、これまで暫定首相には、プラユット氏の
就任が有力視されてきましたが、別の人物が暫定首相に就く可能性も出てきました。
こんな背景から、インラック前首相に 寛大と見える訪欧の渡航許可を OKしたのかな、
なんて思ってしまいます。 真意は どうなんでしょう?
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